大谷翔平「これで並んだね」 本塁打タイ記録の指揮官へチクリ…米記者紹介「監督を見て言った」

ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平がブーイング後に7号

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発。初回の第1打席はブーイングで迎えられたが、いきなり7号ソロを放つなど4打数1安打1打点だった。12-2の5連勝に貢献。相手はオフに移籍先の最終候補に挙がり、ドジャース入団発表前には“怪情報”が飛び交ったトロントだった。

大谷の一撃が打線に火をつけた。0-0の初回1死。打席に入る背番号17は、大ブーイングを受けた。しかし、3球目に右越えの先制ソロ。日本生まれ選手の球団最多記録を持つデーブ・ロバーツ監督の7本に並び、年間40発ペースに。大谷はベンチに戻ってからもスタッフらから笑顔でブーイングを浴びた。

米カリフォルニア州の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は、Xでロバーツ監督の談話を紹介。「デーブ・ロバーツ監督は、ショウヘイ・オオタニが本塁打を放ってベンチに戻ってきた時、チームメイトたちが冗談交じりにブーイングを浴びせたと語った」と明かした。

MLB公式サイトのドジャース番フアン・トリビオ記者も、Xでロバーツ監督の同様の証言を紹介。さらに「オオタニは笑顔。そしてロバーツ監督を見て『これで並んだね』と言った」と冗談交じりにチクリと言ったようだ。

昨年12月、大谷がインスタグラムでドジャース入団を報告する前日、X上ではブルージェイズの本拠地トロントに大谷が向かうとの憶測が広がった。ロサンゼルス発のプライベートジェットのフライトレーダーを数千人が見守るなど騒然とした雰囲気に。しかし、実際は大谷がトロント入りした事実はなく、デマに終わり、米記者も“誤報”を謝罪するなどネット上は大混乱だった。

大谷は4打数1安打1打点、1四球。11-2の9回の第6打席に代打を送られた。

THE ANSWER編集部

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