鈴木おさむ氏が明かす元SMAP稲垣吾郎事件の裏話 ピンチを救った中居正広のリーダー力

中居正広

元放送作家の鈴木おさむ氏が27日までに更新されたユーチューブチャンネル「ReHacQ―リハック―」に出演し、元SMAPの中居正広のリーダー力を絶賛した。

2001年にメンバーの稲垣吾郎が道路交通法違反と公務執行妨害で逮捕される事件が起きた。稲垣が渋谷署で逮捕されたため、関係者は渋谷のホテルの一室に集められたという。翌日、名古屋ドーム公演が控えており鈴木氏は「『やらないですよね?』と聞いたら(SMAPのマネージャー飯島三智氏から)『それが、やらなきゃいけないらしいのよ。前日で中止にできない』って言われて」と緊急会議をすることになった。

全員が集まる中、中居は1時間以上遅刻。部屋に入るなり「『よ~し、吾郎のレギュラー俺がやるか』って。全然笑わないんですよ、みんな。彼は多分つかもうと思ってきたんですけど(笑い)」と気まずい空気になったという。中居はメモを取り出し「『構成を作って来たから』と言って。『吾郎抜きで構成を作って来たからなんか意見がある人は言って』と。(中居が)全部構成を作ってきた」と明かした。

名古屋に到着してからは「リーダー以外のメンバーが『じゃあ、こうしようよ』と言って速攻で形を作って行った。そういう時のチームワークと集中力はすごかった」と振り返った。

後日、稲垣が謝罪会見を行った。鈴木氏は「すごいのがそういう時も絶対にメンバーが明るい。(会見に立ち会った鈴木氏に対して電話をしてきた)リーダー(中居)が『吾郎どうだった?』『オマエ現場を明るくしろよ』とか言うんですよ」と中居のリーダー力を絶賛していた。

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