「中国のサントリーニ」雲南省大理のリゾートに「天気までも完コピ」驚嘆の声―英メディア

英紙サン(電子版)にこのほど、「私は偽のギリシャの休暇島を訪れた…4400マイル離れた中国―彼らは細部までコピーし、天気さえも同​​じだ」とする記事が掲載された。

英紙サン(電子版)にこのほど、「私は偽のギリシャの休暇島を訪れた…4400マイル離れた中国―彼らは細部までコピーし、天気さえも同じだ」とする記事が掲載された。

中国メディアの環球時報が要約して伝えたところによると、ドイツ人のヤスミン・フォン・ルーンさん(27)は、中国南西部の雲南省大理市に「理想邦」と呼ばれるリゾートがあるのを知り、そこがインスタグラムで人気のギリシャの代表的観光地であるサントリーニ島にそっくりであることに驚いた。

蒼山連峰の側に広がるこの人気リゾートは、洱海と呼ばれる淡水湖を一望でき、まるで絵のように美しい(サントリーニ島の北西部にある街)イアのようだ。「中国のサントリーニ」とも呼ばれるこのリゾートは、同島を象徴する石畳の路地と白い家、青い窓を模倣している。大理は、澄んだ空とリラックスした雰囲気を誇り、訪問者はギリシャのように太陽の下で冷たいフラッペを楽しむことができる。エーゲ海、火山、そして世界的に有名な夕日が欠けているかもしれないが、それ以外の点で、「中国版」はオリジナルとよく似ている。

中国の大学に在籍するこのドイツ人TikTokerによると、この場所の写真を初めて見たのは中国のSNS上で、「大理の美しい旧市街が近くにあったので、この目で見ずにはいられなかった」そうだ。「サントリーニ島を含め、ギリシャを何度か訪れたことがあるので、中国版の魅力もよく分かる。そこは中国で最も美しい場所の一つに位置し、ギリシャを思い出させるリラックスした雰囲気を醸し出している。本物のサントリーニ島と同じように、結婚写真を撮るカップルもいた。この場所も素晴らしいが、ギリシャの本質はかけがえのないものだ。レプリカは建築物や海岸環境などの視覚的側面をよく示しているが、オリジナルの文化的および歴史的深さは比類のないものだ」という。(翻訳・編集/柳川)

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