国民的名曲「世界に一つだけの花」誕生秘話 槇原敬之の曲が一度ボツになり…

槇原敬之

元放送作家の鈴木おさむ氏が27日までに更新されたユーチューブチャンネル「ReHacQ―リハック―」に出演し、国民的名曲「世界に一つだけの花」の誕生秘話を明かした。

歌手の槇原敬之が逮捕された後に、当時SMAPのマネージャーの飯島三智氏が「こういう人が良い曲を作るんじゃないか」と言って作詞を依頼。すると槇原は子どもが生まれた喜びの曲を作ってきたという。前年2000年にメンバーの木村拓哉が結婚をしており「(槇原は)SMAPというグループで子どもが生まれた喜びという歌を、歌わせたたらいいんじゃないかと思って(作った)。めっちゃいい歌だったんだけど、さすがにファンのことを考えてやめたんです」とストップがかかったという。

歌がボツになり締め切り直前だったが「槇原さんが『ちょっと待ってくれ』と言って、1週間もなかったけど。その曲がボツになって、新しく作ってきた歌が『世界に一つだけの花』でした。結局、槇原敬之が一番すごいという話(笑い)」とオチをつけ笑わせた。

鈴木氏は「1回ボツられなければ、その曲は世に出てない。何がきっかけかは分からない。才能のある者同士が本気でぶつかった時にああいうことが生まれるんだなと思いましたね」と振り返っていた。

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