中島啓太 欧州ツアー2連勝へ2差3位浮上「もう1回勝ちたい」

中島啓太

男子ゴルフ日欧両ツアー共催の「ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」3日目(27日、静岡・太平洋C御殿場C=パー70)、4差12位で決勝ラウンドに進んだ中島啓太(23)は6バーディー、1ボギーの65をマークし、首位と2打差となる通算11アンダーの3位に浮上した。

前半1つ伸ばして迎えた後半。12番パー4でティーショットを左のバンカーに入れるも、3オン1パットでしのいでパーを重ねていくと、14番パー4で2打目を30センチにつけるショットで1つ伸ばすと、15、16、18番もバーディーを奪取。上がり5ホールで4つ伸ばして首位との差を一気に縮めた。

3月の欧州ツアー初勝利から2試合連続優勝のチャンス。中島は「もちろん優勝を目指してプレーしたい。明日たくさん身内の方も来てくれるので、優勝争いしているところを是非見てほしい。日本開催だけど、欧州ツアーで戦っているという意識を持っているので、そこでもう1回勝ちたい」と意気込んだ。

通算13アンダーのケーシー・ジャービス(南アフリカ)が単独首位。木下稜介(ハートランド)が中島と並んで3位につけ、桂川有人(国際スポーツ振興協会)らが、通算10アンダーで3打差の8位となった。

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