「やっと起きたわね」そんなセリフが聞こえてきそうな寝起きの光景
起床した飼い主さんを「見てますよ…」と言いたげに凝視していた猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@00shitemita」さん。
当ポストには2024年4月15日時点で320件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
片目を開いて、ジッと見つめる猫さん
「今朝目覚めたら目が合った…」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
話題になっているのは、猫の「モズク」ちゃん。片目を隠すような姿勢でこちらを見つめていますが……?
ちらりと見える瞳は「カッ」と見開いていて、目が合ったらついドキッとしてしまいそうな佇まいです!
「やっと起きたわね……」そんなセリフが聞こえてきそうな寝起きの光景に、つい笑みがこぼれます。
「猫だけに、寝込みを……」楽しいコメントも
普段のモズクちゃんは、ツヤツヤの被毛やまん丸おめめが愛らしい女の子。幅のある表情は眺めているだけでも癒されますね。
寝起きのおもしろ可愛い一コマは大勢の目にとまったようです。コメント欄には「飼い主の寝込みを襲おうと……猫だけに(笑)」など、楽しい書き込みも寄せられました。
@00shitemitaさんのほかには、モズクちゃんや同居猫のシイタケくん、コンブくんの日常を眺めることができます。
癒しあふれる写真ばかりなので、ぜひご覧になってみてくださいね。
今朝目覚めたら目が合った… pic.twitter.com/6pUedYN3aj
— ノビター(動物と暮らすサラリーマン) (@00shitemita) April 14, 2024
猫の入手先は保護猫が約4割
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。
猫の入手先
- 1位 31.1%:野良猫を拾った
- 2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
- 3位 15.9%:ペットショップで購入
- 4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
- 5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡
※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人
保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。
また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。
保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に
保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。
思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。
そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。
ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。
元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。
しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。
ペット保険の保険金支払い方法や特約
ペット保険の保険金支払い方法
ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。
限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。
ペット保険の特約
商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。
保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も
今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。
ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。
対照的な性格の、シイタケくんとモズクちゃん
さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――普段はどのような子ですか?
シイタケ(キジトラ)は、とにかく優しいです。寝る時は必ず僕と一緒に寝ます。
モズク(ハチワレ)は、マイペースです。僕より後に寝て、僕より先に起きているので、どこで寝ているのか分かりません。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
シイタケは、朝も夜もとにかく顔をスリスリしてくれます。すごく嬉しいけれど、顔が毛だらけになります。
モズクは、すぐ狭い場所に挟まっています。
――自慢のポイントは何ですか?
シイタケは、手を出すとペロペロと舐めて整えてくれます(顔を舐められる時は痛い)。
モズクは、冬になるとシイタケと一緒に寝ます(僕とは寝ない)。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
うちにいる動物たちは、みんな美味しそうな名前です。ちなみに以前は、チキン(文鳥)、うどん(白文鳥)を飼っていました。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @00shitemita
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
- 一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
- au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」