巨人・杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が救援陣の粘りをたたえた。
27日のDeNA戦(横浜)は今季初先発となった横川が5回3安打無失点の好投。2点リードの6回から5投手でつないで、2―1で僅差ゲームをモノにした。
前夜は救援陣が8回に6失点し、逆転負け。杉内コーチは「流れがどんどん向こうにいってたんでね、ちょっと怖かったんですけど。まあ、よく粘ってくれましたね、中継ぎ陣が」と振り返った。
前夜に満塁弾を浴びた高梨を6回に投入。1イニングを無失点で切り抜けた。「昨日の今日、というのは特になかったんですけど。6回、7回をどうしのぐかって監督と話していた。高梨、船迫、ケラーの3人で、なんとか2イニング」と杉内コーチは理由を明かした。
ここまでブルペン要員だった横川が先発としてローテの谷間を埋めた。「もう、十分です。期待以上のピッチングをしてくれたと思うし。ホント、二重丸ですね」と同コーチはうなずいた。登板機会により横川は再びロング要員としてブルペンで待機するという。
チームは13試合連続で3得点以下と投手陣の負担が増えているが、「来月から(1週間)5試合になるので。ここの9連戦をしのげば、中継ぎ陣もちょっと楽になる」
と見通しを語った。