お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルが２７日、テレビプロデューサーの佐久間宜行氏のユーチューブチャンネルに出演。自身が嫉妬したという先輩芸人に対する思いを赤裸々に語った。
嫉妬した芸人をランキングで紹介する企画で、野田は「アルコ＆ピース」の酒井健太へのジェラシーがあることを告白。「もう２０年くらいの付き合いなんですけど。酒井さんは『ホトトギス』ってトリオを組んでまして。本当に信じられないんですけど、〝スーパーセンス芸人〟だったんですよ」と振り返った。
その後も野田は「それが解散しまして、（酒井が）ピン芸人になったんですよ。『ＳＯＳＳＨＯ（ソッショ）酒井』っていうピン芸人になった時に、ネタを見たらすごいハイセンスで、まじでカッコいいネタだったんですよ」と語り、酒井の芸人としてのあり方に心酔していたことを説明。そのため「今ラジオでも何でも、（酒井は）イジられてるじゃないですか。悔しいんですよ。誰をイジってるんだと」と、酒井の扱われ方に違和感があることを明かした。
そして「実は〝憑依芸人〟なんで、芝居がめちゃめちゃうまいんですけど、今テレビに出ている酒井さんはそこが見えないんですよ。何だろう、ずっと薄いんだよな…」と、もはや酒井の現状に満足できていないことを告白。「こんなん酒井さんじゃないです！ 違う！ でも、だから今の位置に来たっていうのは間違いないですし…」と複雑な感情を吐露した。
さらに野田は「そんな酒井さんにずっと憧れてて僕も。同じ時期にコンビを解散してまして、芸人越しに『コンビ組んでくれないか』って酒井さんに言ってるんですよ。で、断られて…」と、そのリスペクトが一方通行であったことも告白。「許さないっす」とまで語り、佐久間氏と撮影陣の笑いを誘っていた。
