バイエルン・ミュンヘンのジャマル・ムシアラは現地時間27日に行われたフランクフルト戦を欠場し、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝1stレグのレアル・マドリード戦も欠場する可能性がある。スペイン『Mundo Deportivo』電子版が伝えている。
バイエルンのトーマス・トゥヘル監督はフランクフルト戦の前日会見にて、「ジャマル（ムシアラ）は明日先発し、痛みなくプレー出来る」と、前節ウニオン・ベルリン戦を欠場したムシアラの復帰を明言した。しかし、フランクフルト戦のスタメンにムシアラの名はなく、ベンチメンバーからも外れた。トゥヘル監督は試合直前のインタビューで、ムシアラ欠場の理由を以下のように説明した。
「彼はプレーする意欲があったし、我々もそれを望んでいたがプレーは出来ない。2日間痛みなく来ていたが、昨日それが再発した。欠場はアキレス腱の炎症によるものだ」
バイエルンはレアル・マドリード戦でのプレーについては問題ないと、ムシアラ復帰を楽観視しているという。しかし、レロイ・サネ、セルジ・ニャブリ、キングスレイ・コマンら前線に複数の離脱者を抱えていることに加え、冬に加入のブライン・サラゴサがチームにフィット出来ておらず、レアル・マドリードとの1stレグを前に一抹の不安を抱えている。
なお、フランクフルト戦はハリー・ケインの2ゴールで勝利し、CL準決勝に向け弾みをつけた。
