アスレティックの上位対決を制したアトレティコが4位を死守!【ラ・リーガ 】

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ第31節のアトレティコ・マドリーvsアスレティック・ビルバオが27日に行われ、3-1でアトレティコが勝利した。

前節アラベスに完敗した4位アトレティコ(勝ち点61)は、その試合からスタメンからバリオス、アスピリクエタ、サビッチに代えてマルコス・ジョレンテ、ヴィツェル、エルモソを起用。グリーズマンとアンヘル・コレアの2トップとする[3-5-2]で試合に臨んだ。

一方、リーグ戦3試合勝利のない5位アスレティック(勝ち点58)は、前節のグラナダ戦からスタメンを3人変更。ウナイ・ゴメスやデ・マルコス、ユーリに代えてプラドス、ジェライ、レクエを起用。グルセタを最前線に据え、2列目にサンセトやウィリアムズ兄弟を並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。

来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両者の一戦は、15分にホームチームが先制する。M・ジョレンテが供給した左クロスのこぼれ球をボックス手前で拾ったデ・パウルが、ワントラップからハーフボレーで狙うと、ルイス・デ・ガラレタにディフレクトしたボールが絶妙なループシュートの形となってゴール右隅に決まった。

その後は上位対決らしく締まりのある拮抗した展開となる中、1点を追うアスレティックは、前半終了間際に決定機を創出する。グリーズマンのパスミスからカウンターを仕掛けると、イニャキ・ウィリアムズのスルーパスでボックス右まで駆け上がったグルセタの折り返しをニコ・ウィリアムズが流し込んだ。

1-1で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはアトレティコ。52分、コケのロングパスからDFの裏に抜け出したアンヘル・コレアがGKとの一対一を制し、ゴールネットを揺らした。

勝ち越しに成功したアトレティコは、80分にもエルモソのパスでボックス左から侵入したリーノがカットインから右足を振り抜くと、左ポストを直撃したボールがGKウナイ・シモンの背中に当たると、そのままゴールに吸い込まれた。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。直接対決を制したアトレティコが、アスレティックとの勝ち点差を広げることに成功した。

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