【ガーデニング】種まきはGWに!家庭菜園で育てたい「野菜とハーブ」厳選6つ

お庭やベランダで気軽に栽培【収穫の日が待ちきれない!】新鮮なとりたてを味わおう!

もうすぐ、おいしい夏野菜の季節。とくに家庭菜園で育てた野菜はとれたてを味わえるため、美味しさが桁違いです。

しかし、家庭菜園に憧れつつも「お庭がない、または小さい」などの理由で諦めている方も多いのではないでしょうか。そのような方には、コンパクトに育てられる野菜がおすすめ。今年こそは家庭菜園に挑戦してみましょう。

この記事では、小さなお庭やプランターでも育てやすく、GWに種まきできる(南関東平野部基準)野菜やハーブ6選を、参考価格とともにお伝えします。

野菜の栽培に使うプランターは、幅・奥行・深さすべてが30cm以上で、水がしっかり抜ける穴が空いているものを選びましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

小さなお庭やプランターでも育てやすい!使い勝手のよい野菜4選

つるなしインゲン[マメ科]

【写真1枚目/全7枚】さまざまな料理の彩りに使える「つるなしインゲン」など。2枚目以降の写真でも「いまが種まき適期の野菜」どんどん紹介します!

インゲンはさまざまな料理の彩りに大活躍。つるなしインゲンは、つるがあるものと比較して収穫量は少ないのですが、つるを誘引する必要がなく、簡単コンパクトに育てられます。

種をまくときは、20~30cm間隔で深さ2cm×直径5cmほどの穴をあけ、種を3つずつまき、土を被せて水やりします。花が咲いたら追肥をしましょう。種まきから1か月半ほどで収穫できます。

インゲンを育てた後の土は、秋の葉物野菜(水菜、小松菜など)の栽培に使用できます。

※参考価格:120~600円前後(種1袋)

オクラ[アオイ科]

「オクラ」って花を咲かせるの、知っていましたか?

ねばねば食感がおいしいオクラは、茹でるだけで食べられる手軽な野菜。実ができる前には、ムクゲやフヨウに似た花が楽しめますよ。

種をまくときは、25~30cm間隔で深さ1cm×直径5cmほどの穴をあけ、種を5つずつまき、土を被せて水やりします。本葉が2枚になったら1カ所2本ずつ元気な苗を残して間引きましょう。

花が咲き始めたら月1回ほど追肥しながら育てます。

オクラの実は成長が早く、取り遅れると固くなるため、実がつき始めたら毎日観察しながら収穫してください。

※参考価格:100~600円前後(種1袋)

モロヘイヤ[シナノキ科]

栄養価が高い「王様の野菜」モロヘイヤ

夏に食べやすいねばねば食感で栄養価が高く、王様の野菜とも呼ばれるモロヘイヤ。ある程度育てば、食べたいときに必要な分だけ収穫できるので、植えておくと便利ですよ。

種をまくときは、育てたい場所に種をばらまき、薄く土を被せて水やりします。本葉が2枚出たら、20~30cm間隔になるように元気な苗を残して間引きましょう。間引いた苗は、ベビーリーフとして食べられます。月1回ほど追肥してください。

草丈60cmくらいから、先端のやわらかい葉を収穫できます。秋になると花が咲き、さやがつきますが、種やさやには毒があるため口に入れないように注意し、葉だけを収穫しましょう。

※参考価格:100~600円前後(種1袋)

チンゲンサイ[アブラナ科]

シャキシャキ食感を楽しみたい「チンゲンサイ」

チンゲンサイはシャキシャ食感が楽しく、さまざまな料理に使える便利な野菜。自宅で育てて、食べる直前に収穫すると、葉までシャキシャキでおいしいですよ。

種をまくときは、育てたい場所に種をばらまき、薄く土を被せて水やりします。本葉が4~5枚出たときと、葉が込み合ってきたときの2回、元気な苗を残し、葉が触れ合う程度に間引きます。間引いた苗はベビーリーフとしていただきましょう。

種まきから50日前後経過し、根元が太り、葉が肉厚になったら収穫できます。

※参考価格:100~700円前後(種1袋)

収穫時期が待ちきれない!ワクワクしながら大切に育てた野菜。育てる喜びと食べる楽しみ、両方味わえるのが家庭菜園の醍醐味ですね。

野菜はちょっとハードルが高いかな?なんて思った人には、小さなお庭やプランターでも育てやすいハーブもおすすめ。 ちょこっとお料理に使えて便利な「香りのよいハーブ」も次でご紹介します!

小さなお庭やプランターでも育てやすい!香りのよいハーブ2選

バジル[シソ科]

トマトといっしょに育ててみては?香りのよい「バジル」

バジルは香りがよく、洋風の料理の香り付けやパスタで大活躍するハーブ。GW頃に苗が出回るトマトとは、混植の相性も料理の相性もいいので、ぜひ一緒に育ててみてください。

種をまくときは、植えたい場所に種をばらまき、優しく水やりします。双葉が育ってきたら、大きな芽を残して25~30cm間隔になるように間引きます。

草丈30~40cmくらいから、収穫を始められます。花のつぼみが出てくると株が弱るので、つぼみは切り取りましょう。

※参考価格:100~600円前後(種1袋)

青シソ(大葉)[シソ科]

家庭菜園なら使いたいときに必要なだけ新鮮な葉が楽しめる「青シソ」

青シソは爽やかな風味で、夏の食卓に欠かせない薬味。お店で買うと余らせがちですが、家庭菜園なら使いたいときに必要な分だけ、新鮮な葉を楽しめて便利です。

青シソの育て方はバジルと同じ。シソは間引いた芽も「芽シソ」として薬味に使えます。花は「花シソ」、実は「穂シソ」として薬味や塩漬けで楽しめますよ。

※参考価格:120~300円前後(種1袋)

いろいろな野菜の害虫対策に「マリーゴールド」

「マリーゴールド」を一緒に植えて野菜の害虫対策も

初夏から晩秋まで長く花を咲かせるマリーゴールドは、野菜と一緒に植えると病虫害を防いでくれます。農薬ほどの効果はありませんが、無農薬や低農薬で育てたい場合は、マリーゴールドの力を借りてみましょう。

マリーゴールドもGWに種まきできるので、今回ご紹介した野菜と一緒に育ててみてくださいね。

※参考価格:150~800円前後(種1袋)

まとめにかえて

小さなお庭やプランターでも育てやすく、GWに種まきできる野菜やハーブを6つご紹介しました。

小さな種から大きく育った野菜は生命力を感じられ、収穫の喜びもひとしお。お子さんと一緒に育てると、食育にもなりますよ。

今年のGWはぜひ、夏野菜の種まきに挑戦してみませんか?

© 株式会社ナビゲータープラットフォーム