遊泳中の54歳の観光客、頭から血を流し意識不明 恩納村の万座ビーチ GW初日の沖縄で水難事故相次ぐ

 ゴールデンウイーク初日の27日、沖縄県内では水難事故が相次いだ。

 27日午後0時15分ごろ、恩納村の万座ビーチの遊泳区域内で、静岡県から妻や友人と観光で来ていたブラジル国籍の男性(54)が頭から血を流し、海面に浮いている状態で見つかった。本島中部の病院に搬送され治療を受けているが、意識不明の重体という。

 名護海上保安署などによると、男性は遊泳区域内に休憩場所として設置された1.5メートル四方のフロートに乗り、海に飛び込んで遊んでいたという。事故当時、水深は1メートルほどだったとみられる。額から頭部にかけて約7センチの切り傷があった。

 名護海上保安署や石川署が詳しい事故原因を調べている。

(資料写真)ビーチ

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