初対面の人と会うとき、たいていの人は相手の目を見る。穏やかな人なのか、油断のならない人なのか、神経質な人なのか、直感的に感じられるのだろう。
さて、それほどのイケメンや美女とも思えないのに、やたら異性にモテる人がいる。そうした人の人相を観察してみると、目が大きい点が共通しているようだ。
たしかに、パッチリとした目で女性から見つめられれば、男性は「俺に気があるのか」と思うだろうし、目力の強い男性に口説かれれば、女性もその気になるものかもしれない。「目は心の窓」といわれるとおり、目と目を合わせると心も通じたような気になるのだろう。
しかし、酔った勢いやその場の雰囲気に流されて、一気に肉体関係にまで進展したとなると、心配なのが性感染症だ。性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、梅毒及び淋菌感染症などがその代表。昨今、メディアで取り上げられているが、厚生労働省は梅毒の急拡大に警鐘を鳴らしている。
もちろん、お互いにフリーの身なら、仲良く治療すればいいだけだが、不倫や三角関係だったらピンチを招くのは当然だ。配偶者や恋人に感染させたら大騒動になるのは必至である。モテすぎるのも考えものだ。
逆に、目が小さい人がモテないと嘆く必要はない。コツコツと地道な努力を続けるタイプが多いから、その誠実さに心を引かれる異性も少なくない。堅実な人生は、平凡かもしれないが、実は素晴らしいものだと多くの人が分かっている。
◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花＆誕生石物語３６６」「血液型別星占い」などがある。
