【陸上】ドルーリー朱瑛里がU20アジア選手権V ファンから「日本陸上界の希望の星」の声

ドルーリー朱瑛里

陸上のU20アジア選手権最終日(27日、UAE・ドバイ)で、日本のドルーリー朱瑛里(16=津山高)が圧巻の走りを披露した。

女子1500メートル決勝ではスタートから果敢に飛び出して、先頭の座をキープ。スパートをかけた最後の1周はインドの選手に迫られたが、残り300メートルで再びギアを入れ替えた。一度も先頭を譲ることなく、4分21秒41で優勝した。

20歳以下のアジア女王に輝いたドルーリーに対し、ファンからは「日本陸上界の希望の星だな」「タイムも大事だが勝つ事が大事」「優勝おめでとうございます」などの声が上がっている。

昨夏の全国高校総体(インターハイ)の同種目では3位。1月の全国都道府県対抗女子駅伝では2区(4キロ)で8人抜きの快走を見せ「レベルの高い大会に参加させてもらって、すごいモチベーションになったり刺激になった。インターハイに向けてしっかりと練習を積んで、実業団の選手と一緒に走る機会を増やしていけるようなレベルになれるように頑張りたい」と語っていた。

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