【陸上】北口榛花が今季初戦で逆転V パリ五輪へ弾み ファンは「五輪も期待大」

陸上やり投げの世界女王・北口榛花(JAL)への〝期待値〟がうなぎ上りだ。

27日に中国・蘇州で行われた世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の同種目では、5投目に61メートル44をマークして2位に浮上すると、最終6投目で62メートル97を出して逆転優勝。今季初戦を最高の形で締めくくり、今夏のパリ五輪に向けて弾みをつけた。

パリ五輪の開幕まで3か月を切った中で「他の選手の動向とか見たりすると、ちょっと変えてきたりとかしている選手も多かったりとか、みんな五輪に向けてというか、五輪の標準切りだったり、そういうランキングのポイント集めだったり、そういうものが始まったなというのはすごく感じている」と雰囲気の変化を実感。大一番を見据えるにあたり「シーズンはまだ本当に最初なので、7月、8月までの時間はある。どのぐらいの完成度かを見られたら」との展望を描いている。

そんな北口に対し、ファンからは「北口榛花さん、パリ五輪へ好スタート」「やっぱりすげー」「五輪も期待大」「おめでとう!とにかく明るい貴女に勇気をもらいます」などの声が上がっている。

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