みろく横丁(青森・八戸市)5年ぶりリニューアルオープン 13店が新店舗

大勢の客でにぎわうみろく横丁

 青森県八戸市中心街の「八戸屋台村みろく横丁」が20日、5年ぶりにリニューアルオープンした。26店のうち13店が新店舗と入れ替わり、新たな「新みろく横丁」として再スタートを切った。

 みろく横丁は2002年12月の東北新幹線八戸駅開業に合わせ、02年11月に六日町側が開業。翌03年3月に三日町側も加わり、全面開業した。23年度の来客数は約22万人。リニューアルはおおむね3年ごとで、前回は19年だったが、7期目となる今回はコロナ対策の影響で2年遅れた。

 今月1日から改修工事を行っていた。オープニングセレモニーの後、運営会社「みろく横丁」の宮本明宗(あきむね)代表取締役(64)は「観光客だけでなく地元客も掘り起こしたい。女性が入りやすい店を増やした」と話した。

 新店舗の一つ「にんにくバルよしだや」は、ニンニク生産・加工・販売の農業生産法人「よしだや」(三戸町)が、自社生産ニンニクの料理を提供する。吉田清華代表取締役は「社内に初めて飲食部門を設け、感動していただける商品を提供しようと試作を重ねてきた。ぜひ味わってほしい」と語った。

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