低糖質食品を上手に活用しよう!ダイエット中でも炭水化物を摂取する方法とは?【炭水化物の話】

手軽で安価な低糖質食品が増加中

糖質制限は健康的な体をつくるため、誰にとっても意味あるものという認識が広まり、各食品メーカーが低糖質商品を次々と発売しています。以前は低糖質食品を開発する食品メーカーの数が少なかったため、通信販売などで手に入れるしか方法がなく、しかも価格も決して安いものではありませんでした。ところが最近では、スーパーやコンビニエンスストアでも「低糖質」をうたった商品が手軽に手に入るようになり、価格もリーズナブルなものが増えています。

糖質制限に踏み込めない理由の1つに、大好きな白米やパン、麺類、スイーツをガマンしなければならないという誤解があります。「ガマン」に不安を感じる人も多いはずです。では、それらの好物を現在市販されている低糖質食品に置き換えてみてはいかがでしょう。うどんやラーメン、パスタの糖質量が半分になれば、これまで同様、一人前を食べることができます。

しかも、食品メーカーの努力により、最近の低糖質商品は、味や食べ応えも申し分ありません。ただし、低糖質だから安心と油断し、食べ過ぎてしまえば、当然糖質量がオーバーする危険もあります。また、「糖質オフ」「糖質カット」など、低糖質と似たような意味の言葉もありますので、購入する際は、糖質量(%ではなくg)をしっかりチェックしましょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田悟

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』
著:山田 悟

昨今、健康法やダイエット法として“糖質制限”が浸透し定番となっていますが、一度やってみたものの挫折してしまう人も多く「一生続けるのは現実的じゃない…」「やっぱり主食を食べたい」という声も少なくありません。 本書では『炭水化物』をテーマに、ガマンせずに食べながら痩せる方法や生活習慣病の予防に役立つ知識を、糖尿病専門医でもある著者が図解でわかりやすく解説します。 すべてのカギは『血糖値』。血糖値と聞くと、糖尿病など生活習慣病の人だけが気にするべき数値のようなイメージがあるかもしれませんが、健康診断の数値にあらわれない『食後高血糖』は成人の2人に1人に起きているといわれており、誰もが他人事ではない数値です。 炭水化物を食べながらでも血糖値を上げない食事法を具体的に紹介し、「GI値の低い食品って太りにくいの?」「外食のときはどうすればいい?」「食べ過ぎてしまったら翌日は食事を抜くべき?」といったギモンにも医学的に回答。さらに「白米よりチャーハンのほうが太らない」「油はたくさん摂ってOK」「朝のフルーツはNG」など、今までの固定概念を覆す新常識も。 最先端の研究にもとづいた食事法で、炭水化物や糖質を「食べられない」ではなく「どう工夫して食べるか」がわかる、楽しく一生続けられるメソッドが満載の一冊です。

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