ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、コートジボワール代表CBエヴァン・エンディカがナポリ戦で復帰することを示唆した。
現地時間4月14に行われたセリエA第32節ウディネーゼ vs ローマの試合で、71分にエンディカは胸部の痛みを訴え、ピッチに倒れ込んだ。幸い意識があったもののピッチを後にしたエンディカは病院へ搬送された。
なお試合は、1-1となっていた72分に試合が中断。現地時間25日に72分から試合が再開され、90分+5分にブライアン・クリスタンテが追加点を奪い、1-2でローマが勝利している。
病院に搬送されたエンディカは検査を受けた後、退院を果たし、金曜日には全てのトレーニングに参加したという。デ・ロッシ監督は日曜日に行われるナポリ戦でエンディカの復帰を示唆しており、以下のように語った。イタリア『Sky Sports ITALIA』が伝えている。
「エヴァン(エンディカ)は元気だ。彼はトレーニングを行い、重要なことに彼自身の言葉で体調が良いことを確認した。彼は挑戦やぶつかり合いを恐れていない。彼は復帰し、選手として100パーセントの状態だ」
ディエゴ・ジョレンテが出場停止、クリス・スモーリングが25日に行われたウディネーゼ戦で負傷したローマのCB陣。そのため今節のナポリ戦では、ジャンルーカ・マンチーニの相方としてエンディカ、もしくはユヴェントスからレンタル中のディーン・ハイセンが選ばれると予想されている。
デ・ロッシ監督はナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに対して「オシムヘンは世界最強のセンターフォワードの1人だ。彼とマンチーニは素晴らしい対決を繰り広げるだろう」と警戒心を強めている。
来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得する意味でも負けられない試合となるローマ。セリエA第34節ナポリ vs ローマの“デルビー・デル・ソーレ(太陽のダービー)”は、日本時間4月29日1時キックオフを予定している。