【RIZIN】日韓戦で榊原CEOから初の〝賞金〟?「個人的に僕がボーナスを出します」

中島太一(左)とキム・スーチョル

勝ったら上野で豪遊!? 格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ)で行われる日韓対抗戦3試合で勝利したチームに、榊原信行CEO(60)のポケットマネーから〝賞金〟が贈られることが決定した。

大会を翌日に控えた28日、都内で公開計量が行われた。今回は日韓対抗戦として「倉本一真VSヤン・ジヨン」「神龍誠VSイ・ジョンヒョン」「中島太一VSキム・スーチョル」の3試合が組まれているが、全選手が無事にパス。すると60・8キロだった韓国チームの大将役であるキム・スーチョルが「RIZINに来ることができてほんとうにうれしいです。中島選手、明日地獄でお会いしましょう」と対戦相手にアピールしつつ「私はお酒が飲めないんですが、ほか2人はとてもよく飲むんです。なので私は勝って、彼らにおいしいお酒をおごりたい。そこで社長に提案があります。勝ち越したチームにボーナスを出していただけないですか?」としたのだ。

まさかの言葉に榊原CEOは「個人的に僕がボーナスを出します。この後銀行でお金をおろしてきます」と苦笑いしつつも太っ腹なところを見せる。これに60・90キロだった中島も「キム・スーチョル選手ミスりましたね。僕、お金かかるとメッチャ強いんですよ」と、目を「¥」マークにして闘志をみなぎらせた。

その後、榊原CEOはポケットマネーの賞金の額について「500万円くらいか」と問われると「そんなに出せない。ダナ・ホワイト(UFC代表)なら出せるだろうけど」と苦笑い。そして「ポケットマネーから、3人で飲めるくらいの額は出します。銀座か六本木で飲めるくらい? いや、上野くらいで…」と話した。

ちなみにその直後に、牛久絢太郎と対戦する太田忍からも「試合後にグアム旅行が待っているんで、社長、勝ったら僕にもボーナスを下さい。いいシートで行きたいので、勝ったらグレードアップするんで」と〝便乗アピール〟を受けたが、こちらは「却下? そうですね。グレードアップは自分でしてもらいたい」。そんな太田は61キロジャストで、牛久は60・85キロで計量をクリアした。

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