自由が丘にあの京都の幻のベーグル店「Yohei Miyaguchi」がグランドオープン!新作レポ

パンの激戦区である自由が丘に、京都・上賀茂で通販をメインに営業しているあの幻のベーグル専門店『Yohei Miyaguchi(ヨウヘイ ミヤグチ)』が移転オープン。今回は、シェフの宮口さんに取材しました。

ちょっと贅沢な幸せを感じていただきたいという想い

自由が丘駅正面口から徒歩すぐにある自由が丘デパート1階に位置します。デパート内を歩けば雨がふっていても濡れる心配なし!

「お客様のニーズを感じながらゆっくり商品のラインナップを固めて行きたくてプロモーションはInstagram以外ではほとんどしていないんです」と話すのは、シェフの宮口さん。

お話している間もお客様が途切れることがなく、すでに認知されていることが伺えました。

東京での出店を決めた理由は、コロナ禍の明けたタイミングで自由が丘での出店の話をいただいて、魅力的だったため挑戦しようと思ったのがきっかけだそうです。落ち着いたら通販も復活するそうですよ。

お客様の一言をきっかけに生まれたパンとは

「京都の実店舗では、年配の方にも足を運んでもらうことが多かったのですが『硬くて食べられない』という声があって胸が苦しかった。

そこで、コッペパンやクリームパンなど馴染みのあるパンを作ってみようと思い、自由が丘店で販売することにしました」

「他の店舗と比べるとやや高めの価格設定かもしれません(笑)。その分満足度が高い仕上がりにしています!ベーグルが好きな方もベーグル以外のパンが好きな方にも、ご来店いただきたいです」と宮口さん。

パンのほかにスコーンもありました。ちょうどいいサイズ感でフレーバーが豊富なのが魅力的!ここでおすすめのパンをご紹介します。

絶対はずせない!シグネチャーメニュー「抹茶枯山水」

うっとりしてしまうほど美しいビジュアル。京都和束産シングルオリジン抹茶「おくみどり」をフランス産発酵バタークリームにたっぷり合わせたラグジュアリーな抹茶バタークリームに白玉、くるみ、栗がトッピングされています。

ベーグルをサンドせずに梱包することで、見た目が楽しめる配慮がうれしいですね。食べるときにサンドしていただきます。

バタークリームはこってり硬めでたっぷりとのっていました。抹茶の風味と香りが鼻を抜ける瞬間がたまりません。もちっと弾力のある白玉、カリッと香ばしいくるみ、ホクっとした甘みのある栗がそれぞれアクセントになっていました。1つのベーグルでさまざまな食感が楽しめます。

ぜひ手で割って食べてほしい「贅沢すぎるクリームパン」

驚きのクリームパン、生地はふかっと、ブリオッシュっぽさもありながら弾力もあってクリームは卵感とクリーミーさを同時に感じさせてくれます。ラム酒が香り、また粗目な塩がかけられており塩味も美味しさをさらに引き出してくれてやみつきです。これは飲めるクリームパンです。

進化系コッペパン「クーペ・カフェオレ」

ベーグル屋さんのコッペパンと聞いたら、もちっとむぎゅっとした食感を想像しました。一口噛むとふわっしゅわっとした今までにない新しい食感。くちどけがよくあっという間になくなります。フランス産発酵バタークリームに深煎りプレミアムコーヒー豆を合わせたクリームが上品で香り高く、くるみの風味が相性抜群。

惣菜系も食べてほしい「ハムとバターベーグル」

まるで生クリームのようななめらかでクリーミーな無塩バターは、Yoheiさんこだわりのフランス産発酵バターを使用。ハムのパンチのある塩味とのバンスが絶妙。

近くの緑道はベンチがあり、購入後すぐに食べられます。ぜひ足を運んでみてください。

About Shop
Yohei Miyaguchi
東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート 1F
営業時間:10:00-19:00
定休日:水曜
Instagram @yohei_miyaguchi

坂本リエ

インスタグラマー

メンバーの記事一覧

主婦誌「サンキュ!」オンラインで記事を執筆ほか、「saitaPLUS」などでレシピ提案も行う。インスタグラムのアカウントは(@r11echan)

© 株式会社風讃社