【巨人】1番抜擢の丸佳浩が大暴れ 復活の要因は「明日打たなかったらダサい」と企業秘密

ヒーローインタビューでファンの声援に応える丸佳浩

打線改造が功をなした。巨人が28日のDeNA戦(横浜)に6―2で勝利。「1番・左翼」で先発出場した丸佳浩外野手(35)が勝ち越し打を含む4打数3安打3打点の大暴れでチームに大きく貢献した。

丸は2―2で迎えた7回二死二塁のチャンスで打席を迎えると、この回からマウンドに上がった上茶谷の投じた4球目をうまく捉えてライト方向へ。これが値千金の勝ち越し適時打となると、続く2番・佐々木からも適時打が飛び出してこの回一挙2点を奪った。

8回にも2点を奪いさらにリードを奪うと、救援陣も無失点リレーで勝利。阿部監督は「(改造した打線は)いい働きをしてくれたなと思います。(丸は)出塁率はいいので、経験もたくさんありますし、(1番を)託したというところですね」と活気を見せた打線を労った。

これで14試合ぶりに4得点以上を奪うこととなった阿部巨人。丸も「苦しかったですけど、この試合をいいきっかけにできたらなと思います」と安どの表情。試行錯誤を繰り返しながらこの日の結果に結びつけたが、その要因は「安打が続いてきたら言います。まだ1試合だけなので。これで明日打たなかったらダサいじゃないですか?(笑い)」とはにかんだ。

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