【巨人】阿部監督が7四球の高橋礼をかばう「こういう日もある」

高橋礼(左)と小林誠司

巨人の阿部慎之助監督(45)が6―2で勝利した28日のDeNA戦(横浜)後、この日先発して5回途中2失点、7四球を出した高橋礼投手(28)をかばった。

高橋礼は味方打線から2点の援護点を貰った直後の4回、先頭・佐野を四球で歩かせると、続く牧に二塁打を放たれて無死二、三塁、宮崎にはストレートの四球で無死満塁とピンチが拡大した。さらに楠本の二ゴロで1点を返されると、続く関根の二ゴロで2点目を献上。制球難は続き、5回一死から度会、石上、佐野に3連続四球を与えて満塁としたところで阿部監督から交代を告げられ、マウンドを降りた。

高橋礼は「先制点を取ってもらった次の回に四球から点を取られたことが反省点です。野手の方に申し訳ない。次は同じ失敗をしないように調整してきます」と終始反省。それでも阿部監督は「こういう日もあるし、反省点はあるだろうから。次の登板でどうするかという反省をして、また投げてくれればと思います」と責めることはなかった。

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