「コンタクトで負けなかった」大分東明がナミビアチームとの初戦勝利 【サニックスワールドラグビー】

相手ディフェンスに囲まれながら突進する大分東明のPR平山風希(中央)

◆サニックスワールドラグビーユース交流大会2024 大分東明高42―26ウィントフックジムナジウム(28日、福岡県宗像市グローバルアリーナ)

全国選抜16強の大分東明がコンタクト勝負でナミビアチームを粉砕した。

前半途中まで交互にトライを奪い合う展開。だが、U―17(17歳以下)日本代表の経験があるPR平山(3年)とフィジー出身のFLイリエサ(同)らが自慢の突破力で相手ディフェンスを次第にこじ開け、35―19とリードして折り返す。

後半は互いに反則でシンビン(一時退場)を取られるなど膠着(こうちゃく)した時間帯が続くも、同16分に敵陣ゴール前のラインアウトからモールでトライを決めて突き放した。

180センチ、126キロの巨体を揺らしてハードワークを続け、1トライを挙げた平山は「コンタクトで外国人選手に負けなかったのは自信になった。次の英国チームとの試合につなげたい」と、さらなる活躍を誓った。(山崎清文)

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