【試合詳細】4・28 666新木場大会 【無秩序無差別級】宮本裕向vs日高郁人 【きかんしゃ級】木下亨平vs小仲=ペールワン&雪妃真矢vsダイナスティ&K666 夏すみれ&YANAGAWAvs山下りな&石川勇希

『666vol.141』
日程:2024年4月28日(日)
開始:18:10
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)

▼山田太郎凱旋試合 リー・山田対決 20分1本勝負
○山田太郎
4分34秒 ウラカン・ラナ
●ジャンボリー・バーブリッジ

▼ピンクタイガーモンスターネオvs艶尻会長 20分1本勝負
寧々∞D.a.i/二代目マスクドバディ with 遠藤マメ
8分28秒 無効試合
バナナ会長/児玉裕輔 with 竹田光珠

▼666正規軍 vs Losinmortales 30分1本勝負
怨霊/○尾﨑妹加(フリー)
10分20秒 反則
[Los Ingobernables de Japón]●政岡純(フリー)/Ken

▼水割り行きずり古い傷男と女のラブゲーム 30分1本勝負
山下りな(フリー)/○石川勇希(大日本)
11分1秒 山下のトラースキック→片エビ固め
[Los Ingobernables de Japón]●夏すみれ(フリー)/YANAGAWA
※山下りなのトラースキック

▼666認定きかんしゃ級選手権試合 30分1本勝負
【王者/Los Ingobernables de Japón】○木下亨平(ダブ)
10分43秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ
【挑戦者組/Dialect Party】●小仲=ペールワン/雪妃真矢(フリー)
※第17代王者が初防衛に成功
※もう1組は【挑戦者組/シン・バイオハザーズ】ダイナスティ/K666

▼ラム会長軍VS佐野レプリコンワクチン軍果てなき闘いシーズン2023 時間無制限1本勝負
○ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
5分45秒 レインメーカー→エビ固め
佐野直(フリー)/GENTARO(FREEDOMS)/唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/●見た目が邦彦(西口)

▼666認定無秩序無差別級王者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
[Rebel&Enemy]○日高郁人
13分38秒 ミスティフリップ→エビ固め
[Dialect Party]●宮本裕向
※日高郁人が第5代王者となる

日高郁人が宮本裕向との激戦を制し10年以上ぶりの王座戴冠!木下が超絶不利な闘いを制しきかんしゃ級王座防衛!夏が思わせぶりな石川に猛アピールし決断を迫る!

第1試合

昨年の12月以来、今年初めての666新木場大会。オープニングマッチは、メキシコ帰りの山田の凱旋試合。

しっかり握手を交わしてからゴング。
じりじりとした手4つからグラウンドでの素早い首の取り合い。リーが馬鹿力でぶっこ抜いてサイド・スープレックスで投げ捨て、ショルダータックルで吹っ飛ばす。リーはボディスラムからエルボードロップ。さらにシュミット式バックブリーカーからそのまま持ち上げてベアハッグ。コーナーに叩きつけて串刺しラリアットを狙うが、山田がブートで止めてダイビング・クロスボディを発射。しかし、リーがキャッチして投げっぱなしブロックバスター。
リーは串刺しラリアットを3連打。さらにカミカゼを狙うが、山田が着地して強烈なチョップ。エルボー合戦へと発展し、リーが打ち勝つも山田がヘッドバッドで怯ませてティヘラを狙う。リーがキャッチしてそのまま本当に後頭部からぶっ刺すかなりデンジャラスなパイルドライバーからカミカゼ。さらにセントーン、ラリアットからパワーボムを狙うが、山田がウラカン・ラナで丸め込んでカウント3。

2人はしっかり握手を交わしてから抱擁。互いに人差し指を立てて再戦を誓い合いながら退場していった。

第2試合

艶尻会長とピンクタイガーモンスター軍ネオの対抗戦。
バディとマメはタイツのおちんちんの部分が少し濡れており、艶尻会長からボロクソに突っ込まれる。

with のマメと光珠がなぜか先発で出ていき、2人の対面で試合開始。マメはおちんちんを、光珠はお尻の穴をアピールしながら緊迫感のある睨み合いが展開。
光珠がマメの乳首にソフトタッチ。マメは「アォン……アァッ……」と歓喜のオス声を上げ、股間のシミが広がっていく。光珠はそのままキスをしようとするが、寸前で正気に戻って距離を取る。両者タッチ。
バディとバナナ会長の対面。バディがお尻をぷりぷり揺らすセクシーなステップを踏む中、バナナ会長はミニスカートの中のバナナをちら見せしようとしつつ乳首にソフトタッチ。バディの股間のシミが広がる中、バディは回転浄土乳首から乳首体固め。マメが「すげぇ試合だァ……」と嬌声を上げる。
児玉とバディの対面。児玉がボディスラムからスワンダイブ式乳首タッチ。マメが入ってくると、バディの隣に添い寝。バナナ会長が2人の乳首をこねくり回し、オス猫たちの野太い喘ぎ声が新木場の夜空に響く。
児玉がバディをロープに振るが、児玉はハンドスプリングエルボー。児玉が前蹴りを放つも、バディがドラゴンスクリュー。寧々にタッチ。
寧々は児玉にミサイルキック。バナナ会長がカットに入り、児玉と2人でロープに振るが、寧々は側転でかわしてドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばす。寧々は児玉に串刺しバックエルボーからセカンドコーナーに上ってフランケンシュタイナー。
光珠がコーナーに上ってアナルを開チン。バディが児玉に目潰しを見舞って光珠の尻を視界から排除。バディ、マメもコーナーに上ってアナルを開花。寧々が児玉にナックルを見舞っていくと、ふっ飛ばされた児玉は運良く光珠の尻に顔面から突っ込む。ビンビンになった児玉だったが、直後にマメのアナルに顔を突っ込まれるとガン萎え。
全員入り乱れた大乱戦となる中、マメのアナルに児玉の顔が、児玉のアナルに光珠の顔が、光珠のアナルにバディの顔が、バディのアナルにバナナ会長の顔が突っ込まれていき、寧々がバナナ会長のアナルに∞D.a.iを挿入するというムカデ人間が完成。
試合はノーコンテストとなり、海外のファンに向けて「これは日本の伝統文化ではありません」という英語アナウンスが為された。

第3試合

ロスインモの奇襲から試合開始も、怨霊から発せられるエクトプラズムがロスインモの連撃を阻む。
怨霊と政岡の対面となり、ショルダータックルの打ち合いからアームドラッグの応酬、腰投げからヘッドシザースを狙い合う攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。
妹加とKenの対面。ショルダータックルでのぶつかり合いは互角も、Kenのボディスラムを着地した妹加がショルダータックルでふっ飛ばしてエルボー連打。ロープに飛ぶが、政岡が足払い。なんとか転ばずに済んだ妹加であったが、政岡がサミングを見舞って場外戦へと引きずり込む。
場外でいたぶられた妹加がリングに放り込まれ、政岡と対峙。政岡が腕固めで組み伏せながら怨霊を挑発。さらに政岡が妹加の指へのフットスタンプからロープにくくりつけてKenと2人で顔面踏みつけ。Kenにタッチ。
Kenは首投げから首を絞めながらの体固めを連発。ひよこレフェリーが気付かずカウントを叩き続けたため、解説のテイオーからダメ出しが入る。
代わる政岡がスワンダイブ式フットスタンプを狙うかと思いきや、空振りして着地して顔面を蹴りつける。

放送席から「尾崎選手は人がいいから暴力を振るう男ばかり好きになってしまうのでは?」という疑問が飛び出すと、政岡は「俺のこと好きか?」と妹加を口説き始める。妹加は「変なこと言うな!」とブチ切れて強烈なエルボー。さらに抵抗する政岡を無理やりぶっこ抜いてブレーンバスターで叩きつけるパワーを見せて怨霊にタッチ。
怨霊は政岡にダイビング・クロスボディからくるくるエルボー。さらに怨霊バックブリーカー。さらに怨霊ドライバーを狙うが、Kenがトラースキックでカット。政岡&Kenが2人で妹加をロープに振るが、妹加は「ナメんな!」とダブルラリアットでなぎ倒してタッチを要求。
妹加が試合権利を得ると、政岡をサイド・スープレックスで投げ捨て、セカンドからのダイビング・セントーン。さらにブレーンバスターを狙うが、政岡が着地。妹加がロープに飛ぶが、政岡は顔面へのビッグブートを連打してからヒザを撃ち抜く低空ドロップキック。
ロスインモが妹加をコーナーに振ってトレイン攻撃。2人で髪を掴んでマットに叩きつけ、Kenのカポエラ式低空ドロップキック+政岡の低空トラースキックのサンドイッチ。カバーに入るも、ギリギリで怨霊がカット。さらに2人で妹加をロープに振るが、妹加はダブルラリアットを狙う。2人はこれをブートで止めてダブルブレーンバスターを狙うが、怨霊がカット。ロスインモは怨霊&妹加をぶつけようとするが、振り返してロスインモの2人が正面衝突。
妹加がKenを、怨霊が政岡をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる競演。怨霊は腰が悪いのか膝立ちでのアルゼンチンであったためか、政岡が軽々抜け出して妹加にトラースキックを見舞ってカット。さらに妹加の清掃中ボードで妹加の頭をぶん殴る。これはレフェリーが見ていなかったため試合継続も、続いて政岡がレフェリーの眼前で怨霊をぶん殴ったために反則負けがコールされた。

第4試合

石川と対峙した夏はオンナの顔になり、「久しぶりだねっ♡こないだ会えなかったから……♡」とくねくね。対する山下には「お前は下がっとけよッ!」と威嚇する。
山下が先発で出ていくと、夏は「お前に用はねーんだよッ!」とガチギレ。怒った山下がヘッドロックで捕らえる中でゴングが鳴る。
夏は髪を掴んで脱出しヘッドロック。山下も髪を掴んで脱出し、エルボー合戦が開始。山下が強烈な一撃で吹っ飛ばすが、夏は石川の眼前で痛がるアピールで気を引き、山下をバラムチでぶん殴る。夏が石川にモーションをかけに行く中、山下が背後からぶん殴る。両者タッチ。
石川とYANAGAWAの対面。エルボー合戦からYANAGAWAがソバットを見舞いロープに飛ぶ。石川は攻撃をかわしてロープワークで翻弄しランニングエルボー。YANAGAWAはサミングから髪を掴んで引き倒し、夏にタッチ。

夏は山下にスライディングキックを見舞い、「2度と出てこんな!」と排除。さらに夏は首4の字固めで石川を捕らえて股間に頭を埋めながら「好き?ねえ好き?」とめんどくさい愛を囁き始める。

代わるYANAGAWAはギロチンドロップを見舞っていく。放送席から石川の童貞疑惑が出て場内が騒然とする中、興奮した夏が石川を羽交い締めに。山下もYANAGAWAを羽交い締めにし、「せーの」で離そうということになるも離したのは山下だけ。YANAGAWAが石川を投げようとするが、夏がすがりついて石川を離さなかったため攻撃失敗。
山下がそんな夏を投げっぱなしジャーマンで放り捨て、石川がYANAGAWAの攻撃をかわしてドロップキック。山下にタッチ。
山下はYANAGAWAに串刺しラリアットから串刺しロッキンポ。エルボー合戦が展開され、山下が打ち勝つもYANAGAWAは右ストレートを叩き込んで反撃し、低空ショットガンドロップキックを顔面にぶっ刺す。YANAGAWAはフィッシャーマンズ・スクリューを狙うが、山下が振り払ってブレーンバスター。YANAGAWAがすぐに立ってGRS(※ジャンピングダブルニーアタック)。ダブルダウンから両者タッチ。

夏と石川の対面。石川がエルボー、ソバットからバックドロップを狙うが夏は暴れて脱出。コーナーに振って急所蹴り。大興奮の夏がブロンコバスターからの顔騎腰振りを狙っていくが、山下が交通事故タックルでカット。
石川と山下がトレイン攻撃からダブルブレーンバスター。YANAGAWAが2人をまとめてショットガンドロップキックでふっ飛ばしてアシスト。YANAGAWAが石川に延髄切りを叩き込み、バックを取りながらコーナーにセット。
夏は滾りながら石川にブロンコバスターを発射も、石川が回避したためYANAGAWAの顔面に股間を突っ込む。夏がその上から2人まとめてダイビング・フットスタンプで踏みつけ、夏の顔面にトラースキック。
大の字でダウンする夏を眼前にした石川は、カバーに入るよりも夏の意識があるかどうかを心配。むくりと起き上がった夏は、「いしかゎ、やさしぃ……♡」とうるんだ目で石川を見つめる。山下が無情なトラースキックで夏の側頭部を貫き、石川はそっと片エビ固めに捕らえて3カウントを奪った。

夏「石川っ♡もう、あたし分かんない……!いつもいつもそうやって私のこと突き放したり、突き放したかと思えば優しくして!私もう苦しい!こんな気持ちずっと抱えてあたし気持ちいい……気持ちいいじゃないっ!(※夏の言いまつがいに場内が大爆笑に包まれ、夏が逆ギレ)……気持ちいいんだよこっちはよ!お前の身体触れてこっちはきもちくてきもちくてしょうがねーんだよ!でもヤダ!このままじゃ独り善がりになっちゃうから。次、会うとき、6月6日の666新宿FACE、そのときに石川の、ほんとの気持ち、聞かせて欲しぃ……♡」

石川は無視して退場していった。

第5試合

2vs2vs1の変則的なきかんしゃ級王座戦。木下のパートナーのガイア・ホックスが出場できないため、木下が1人で防衛戦に臨むことになった。

木下、雪妃、ダイナの対面で試合開始。
三つ巴の手4つからリストロックの数珠つなぎに。ダイナが華麗な体捌きで2人を翻弄してクリーンブレイク。3人でヘッドロックやネックロックの数珠つなぎを象っていく中、流れで雪妃とダイナが共闘。木下が「女ヤるぞ!女!」とダイナに共闘を呼びかけるも、小仲が雪妃を援護して救出。そのままDialect Partyが連携を狙うが、バイオハザーズが2人で相手取って阻止。
バイオハザーズが木下に集中攻撃をかけていき、ダブル正拳突きからダブルのネックチャンスリー。K666が木下をボディスラムで叩きつけ、ロスインモのセコンド陣に見せつけるかのようにいたぶっていく。これを小仲がカットし、手首のバンテージを剥がして木下の首を絞める。さらに地獄突きを連打。
代わる雪妃が短ランでぶん殴ってからのニードロップ。さらに「全部折れろ」とドスの効いた声でつぶやきながら木下のヒザ、ヒジへのニードロップを連打。顔面へのスライディングキックを叩き込む。
ここにK666が入ってきて木下にニーリフトを連打。ロープに振るも、木下がドロップキックでK666を排除。しかし、すぐに小仲が木下をロープに振ろうとする。木下は髪を掴んで引き倒し、雪妃にひよこレフェリーを誘惑させて気を引く。Dialect Partyとバイオハザーズが木下にトレイン攻撃で袋叩きに。

ダイナがトルニージョ場外に飛んでいってK666をアシスト。木下に対して雪妃のスライディングキックから小仲の座禅トーン、サンドイッチバズソーキックが立て続けに決まるもバイオハザーズがカット。

バイオハザーズが木下をコーナーに振り、K666のハイキック+ダイナの串刺しニー、ダイナのバックドロップ+K666のデスティニーハンマーの合体攻撃。しかし、雪妃がメリケンサックでぶん殴ってカット。Dialect Partyはダイナのコスチュームを脱がそうとしていき、その過程でマスクを剥いでしまう。レフェリーは場外でダウンしていたため試合は続行。
小仲が木下を羽交い締めにする中、雪妃は「終わりだ!」とスピンキックを発射。これが小仲に誤爆し、K666が雪妃にライダーキック。
K666は「セックスボンバー!」と宣言して発射していくが、木下がかわしてジャーマンを狙う。小仲がさらにバックを取るも、木下が2人にまとめて急所蹴り。さらに2人にまとめて後方回転エビ固めを狙う。K666がギリギリで脱出するも、小仲はガッチリ押さえ込まれてそのまま3カウントを聞いた。

第6試合

※この試合は主催者側の要請により、最低限の文章・写真のみの掲載となります。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。

黄色いスーツを着たおじさんが紫色のヒールユニットを引き連れて登場。選手たちに“とても魅力的な勧誘”を行っていくが、その行為はコンプラインス的にアレであったためクビになってしまう。
失意のどん底に落ちる黄色いスーツのおじさんだったが、折れること無く新団体の旗揚げを発表。揺れたなんかの花に似ている団体ロゴには場内から大歓声が上がり、ラム会長も移籍。その後、記念撮影の際にプロレスがしたくて来た人たちが乱入。みんなで仲良く記念撮影を行った。

第7試合

ロックアップから激しいチョップの打ち合いが展開。日高がいきなり野良犬ハイキックを発射も、裕向がかわして蒼魔刀を発射。日高もかわして距離を取りクリーンブレイク。
グラウンドでの首の取り合いからリストロックの応酬。日高がレッグロックに捕らえるも、裕向がネックロックで切り返す。両者ロープまで転がっていってブレイク。
裕向はロープに振って行くが、日高がロープに捕まって耐える。裕向は追撃してロープを使ったネックブリーカーを放つも、日高はエプロンから場外の宮本に飛びついてフランケンシュタイナー。
日高はドロップキック、ニードロップと連撃。さらに後頭部へのニードロップ連打で畳み掛けてチンロック。さらにスリーパーホールドで絞め上げていくが、裕向が脱出してロープにプッシュ、小仲が一撃食らわせるも、日高は続く裕向のビッグブートを小仲に誤爆させて1vs1の状態をすぐに取り戻す。
日高はじっくりと袈裟固めで絞り上げるも、裕向が足をロープにかけてブレイク。日高がロープに飛ぶが、裕向が豹馬殺しで迎撃。裕向は左右のローキック、掌底からのニールキック。さらにコーナーに叩きつけると小仲が足払いをかけて日高を座らせる。裕向が串刺しドロップキックを発射も、日高がかわして小仲に誤爆させる。

慌てて追撃する裕向だったが、日高はエプロンへのハングマンDDTで突き刺し、顔面へのソバット。さらにコンビネーションキックから野良犬ハイキックを発射。これをかわした裕向が場外に叩き出そうとするが、日高はアイル・ビー・バックで帰還……するかと思いきや小仲が日高の足を掴んで妨害。裕向がトペ・コンヒーロを狙うが、日高はコーナー横まで退避。すると、裕向はコーナーポストを飛び越えてのトペ・コンヒーロを発射。この試合にかける強い覚悟を見せつける。

裕向は逆水平チョップ&ナックルを連打。止めに来たレフェリーを突き飛ばして行くが、日高がナックル連打でやり返してシュリケン。さらにブートを放っていくが、裕向がキャッチして「チッ♪チッ♪チッ♪」。そのまま急所蹴りを狙うが、日高は足を取ってドラゴンスクリュー。さらにショーンキャプチャーを発射も、裕向が回転エビ固めで切り替えしつつそのままクラッチを切らずにジャーマン・スープレックス・ホールド。
裕向はファイヤーサンダーを狙うが、日高が着地。ならばと裕向は日高をレフェリーにぶつけることでレフェリーを排除。
リングに小仲&雪妃が上がってきて日高を暴行。妹加がたまらず助けに入るが、雪妃&小仲がダブルトラースキックで撃退。ブチ切れた山下が2人をラリアットでなぎ倒すも、裕向が山下をラリアットで排除。
小仲が「俺ごと潰せーッ!」と、日高を羽交い締めにしながら仰向けに寝転ぶ。裕向がムーンサルト・プレスで2人まとめて圧殺。完璧に決まったものの、日高はカウント2で肩を上げる。

裕向はラリアットを狙うが、日高がブートで撃ち落としてソラリーナ。これをキックアウトした裕向の側頭部に野良犬ハイキックを叩き込み、石見銀山。これも完璧に決まるが、カウント2.9で裕向がキックアウト。ならばと日高はミスティフリップで叩きつけて3カウントを奪った。

日高が雄叫び上げながらベルトを掲げる中、きかんしゃ級&ILNP王座のベルトを持った木下亨平が拍手をしながらリングイン。

木下「(時間が)押してんだよお前よオイ!やっとやっと新王座決定トーナメントが終わったけどな、次の話をしよう。次の挑戦者はこの俺やぁ!」

(※山田太郎がリングインしマイクを取る)

山田「木下選手、待ってくれ。無秩序無差別級は666のベルトです。だから所属外の2人のタイトルマッチはやらせません。だから、この山田太郎が日高選手のベルトに挑戦します」

日高「無秩序のベルトなのに当たり前のこと言うよね(笑)2人まとめてやりましょう。それでいいだろ?2人まとめて片付けてやりますよ。もう分かったら早く帰ってよ。疲れてんだこっちは。いいだろそれで?レネミーにベルトを持って帰ってきたぞ!今日はレネミーで締めよう!新生ヒダカヤで入ってきた俺も、気付けば無秩序のチャンピオン。これからこのベルトの価値を上げていきたいと思います。これからも666とRebel&Enemyをよろしくお願いします。最後締めてよろしいでしょうか?どっかの団体みたいに可能な方だけ起立していただいてよろしいでしょうか?よーし行くぞ!プロレスで不謹慎!666!」

<試合後コメント>

日高郁人
――王座戴冠おめでとうございます。試合を振り返っていかがでしょう
「試合はしんどかったです(笑)宮本裕向なんで。今や僕より全然先を行ってる選手なので、キツかったですね。ミスにつけこんで勝てただけだと思いますね」

――他団体の一番のベルトを獲ったことについては
「他団体のベルトもそうなんですけど、シングルのベルト自体が多分2011年以来だと思います。もちろん、責任は感じます。最初に木下が来たけども、やっぱりあの世代の選手たちとは、シングルのベルトを獲らないと真っ向から闘う機会がないだろうなと思ってたんで。彼が来てくれてすごく僕的には嬉しいですよ。日高郁人というフィルターを通して、君がただの大阪から来た生きのいい選手なのか、“本物”なのか。日高郁人というフィルターを通して証明してくれよ。俺に感じさせてくれよ。俺はそれに負けるわけには行かないですからね。このベルトにたどり着いた以上は、他団体、団体外!最後山田太郎が来て『団体外の選手に巻かせておくわけにはいかない』と言ってたけど、大いに結構ですよ。じゃあ全員来いよ。全員を相手に防衛戦やってやるから。そんな気持ちでいますよ。この身体、体力が続く限りは防衛戦やってやりますよ」

――このベルトは無秩序無差別級の王座ですが、日高選手はどのように秩序をぶっ壊していきますか
「そんなこと言っても、このリングに上ってる中では僕が一番秩序がありそうなんですよね(笑)アレじゃないですか。初防衛戦が3WAYってのは無秩序と言っていいんじゃないでしょうか。たくさん選手はいますから、どんどん出てきてほしいです。全員シングルでやってる暇はないかも知れないから、どんどん来てくれ。Rebel&Enemyの一員として迎え撃ちますよ」

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