ノースロンドン・ダービーで敗れたトッテナムのポステコグルー監督「彼らは細かいことにうまく対処する」明暗の分かれた両チームの違いを説明

写真:ダービーマッチで敗れたポステコグルー監督

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督はアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”に敗れた後、両チームの違いについて説明した。

現地時間4月28日、プレミアリーグ第35節トッテナム vs アーセナルの一戦が行われた。試合は前半にコーナーキックから2点、カウンターからブカヨ・サカが得点を挙げ、アーセナルが3点のリードを奪う。対してトッテナムは後半に2得点し、反撃を試みるが勝ち点獲得までには至らず。トッテナムは2-3でアーセナルに敗れた。

ポステコグルー監督は2失点を喫したコーナーキックの守備について「非常に悪かった」としながらも、より根深い問題があると考えており「守備のセットプレーを修正することが、(アーセナルとの)差を埋めるための答えと考えるのなら、それに時間と労力を捧げるだろうが我々はそうしない」と語った。

トッテナムの具体的な改善点の明言は避けたが、「彼ら(アーセナル)は細かいことにうまく対処するチームだ」と続け、明暗の分かれた2チームの違いについて説明した。

「重要なことはセットプレーだけではなく、試合中の多くの瞬間で細部に集中することだ。優れた相手に時間とスペースを与えてしまうと不利になってしまうし、どんな瞬間にも判断力や集中力を失ってはいけない」

「優勝を争えるチームになるためには、細部にわたって完全に集中しなければならない。その点、アーセナルは称賛に値するチームだ」

アーセナルとのダービーに敗れたトッテナムはニューカッスル戦に続けて連敗を喫した。この結果を受け、消化試合が4位アストンヴィラより2試合少ないものの、勝ち点差「7」を離されている。今後トッテナムはチェルシー、リヴァプール、マンチェスター・シティ戦を控えており、目標であるUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得に向けて難敵との戦いが続いていく。

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