米女子ゴルフツアーの「ＪＭイーグルＬＡ選手権」最終日（２８日＝日本時間２９日、カリフォルニア州のウィルシャーＣＣ＝パー７１）、７７位から出た渋野日向子（２５＝サントリー）は、３バーディー、３ボギーの７１で回り、通算７オーバーの７３位だった。
２番パー５で最初にバーディーが来たが、６、７番の連続ボギーで後退。後半は、２つのバーディー（１ボギー）で、この日イーブンに戻してのラウンドだった。渋野は「前半チャンスが何個かあった中で決め切れなかったので、ボギーが先行したのはもったいなかった。後半はちょっとパットの感覚もよかったので次に向けて頑張りたい」と語った。
日本人ギャラリーの応援については「４日間を通して来てくださる方もいましたし、日に日にたくさんの方が来て応援していただいて、いいゴルフはできなかったのですごく申し訳ないけど、声援がパワーになったので、引き続き応援していただけるとうれしいです」と感謝した。
試合のない今週は、米国で調整。次は「コグニザント・ファウンダーズカップ」（５月９日開幕、ニュージャージー州）に臨む。渋野は「リランキングもかかっているので、４日間プレーしていいところで終えられるように自信持って頑張ります」と意気込んだ。
優勝は通算１２アンダーのハナ・グリーン（オーストラリア）。西郷真央（島津製作所）が通算３アンダーの８位で日本勢最上位となった。２差６位からスタートした畑岡奈紗（アビームコンサルティング）は、７４と落として通算２アンダーの１３位に終わった。
