J1横浜Mのハリー・キューウェル監督(45)が、ここまで10得点をマークし得点ランキングトップを快走する磐田FWジャーメイン良(29)を徹底マークだ。
横浜Mは29日に神奈川県内で練習を公開。27日のC大阪戦(ヨドコウ)を2―2で引き分けたチームはここまで、勝ち点15で7位にとどまっている。次戦5月3日の磐田戦(日産)に向けてキューウェル監督は「ジュビロに怖がられるプレーを自分たちはしないといけない。相手どうこうというよりも、自分たちの危険なプレーをどんどん出していく。そういった部分をしっかり支配しながらやっていければ」と意気込んだ。
最も警戒すべき相手であるジャーメインは、27日の町田戦(ヤマハ)で2ゴールを決めチームの勝利に大きく貢献。直近2試合で合計3得点を挙げるなど絶好調だ。「彼は今季スタートから、ずっといい調子で来ている」と警戒しつつ「彼のよさをもちろん見た中で、全体的に分析してどのような対策をしていくか。彼が嫌がるポジショニングをとって、自由度をどれだけ無くせるかだと思う」と得点王封じへ自信を見せていた。