4月28日、サッカーJ2の徳島ヴォルティスは、ホーム鳴門でモンテディオ山形と対戦しました。
20日のリーグ戦第11節で、7試合ぶりに勝利を挙げたヴォルティス、その勢いに乗って28日の第12節・山形戦で今季のホーム初勝利を目指しました。
しかし、前半アディショナルタイムに、相手のロングフィードから先制を許してしまいます。
1点を追いかけるヴォルティスは、後半3分にブラウンノア賢信がロングシュート。
これは惜しくもクロスバーをたたき、得点とはなりません。
その後も攻め続けたヴォルティスは後半29分、コーナーキックのこぼれ球をひろった橋本健人がロングシュート。
ボールはゴールに吸い込まれ、同点に追いつきます。
そしてこのまま引き分けで終了かと思われた後半アディショナルタイム、決めたのは途中出場のこの人でした。
(実況)
「ニアへのボールそらして、こぼれて、頭の後ろで渡、渡だ!劇的なドラマが待っていました!」
(徳島ヴォルティス 渡大生選手)
「出た時には同点だったので、流れも良かったので、ワンチャンス決められばなと思っていました」
(実況)
「試合終了です。徳島ついに勝ちました」
2対1の逆転勝ちで、待望の今季ホーム初勝利をあげ、そして今季初の連勝を飾りました。
(徳島ヴォルティス 増田功作暫定監督)
「いや、嬉しいです。逆にロスタイムで失点してたり、逆の立場のことが多かったんで。本当に選手たちが最後勝ちたいという執念、あとはファン・サポーターが後押ししてくれたので、そこに尽きるんじゃないかなと思います」
次節13節は5月3日、ホームで4年ぶりの四国ダービーとなる愛媛FCとの対戦です。