アトレティコ、昨夏にリバプールらが狙ったフルミネンセMFに興味?

アンドレ 写真:Getty Images

アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、フルミネンセ(ブラジル1部)に所属するブラジル代表MFアンドレ(22)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

スペイン代表MFコケとアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル、U-21スペイン代表MFパブロ・バリオスを補完する新たなMFを探しているアトレティコ。アトレティコは複数選手をリストアップしているなかで、クラブ上層部はアンドレを高く評価しているという。

スペイン代表MFサウール・ニゲスなど放出オペレーションも同時並行で行わなければいけないなかで、アトレティコがブラジル代表MFを獲得するためには移籍金総額3500万ユーロ(約58億5000万円)をフルミネンセに支払わなければいけないという。フルミネンセはレンタルでの放出を拒んでいることから、この移籍オペレーションは難航する可能性があるようだ。

ただ、昨年6月にセレソンデビューを果たして5キャップを刻んでいるブラジル代表MFは昨夏にリバプール(イングランド1部)やアーセナル(同1部)などからの注目を浴びるなど複数ビッグクラブが依然として目を光らせているようだ。

フルミネンセ下部組織出身のアンドレは、2020年にトップチーム昇格。高いボール奪取能力と高水準のパス精度を兼ね備えたボランチで昨季はクラブのコパ・リベルタ・ドーレス制覇にも大きく貢献すると、今季はここまで公式戦17試合に出場している。

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