アメリカ・コネチカット州で撮影された動画が話題を呼んでいます。
子どもの交通事故を危機一髪で回避したのは、床屋の理容師たちでした。
その一部始終を捉えた、防犯カメラの映像がこちらです👇
防犯カメラに映っていたのは、小さな女の子が、床屋の前を全速力で走り去る姿。その様子をヘアカット中の理容師が、床屋の窓から目撃します。
異変に気づいた理容師たちは、一目散で女の子を追いかけます。
しかし、女の子はそのまま走り続け、赤信号の交差点に突っ込もうとします。なんとか間一髪で、理容師たちが女の子を保護し、事なきを得ました。
動画はこれまでに7万回以上再生されました。
コメント欄には、理容師たちを称賛するコメントが多数寄せられています。
💬「あなたたちはすばらしい…👏 ただの床屋じゃない、大きな心を持った人間として尊敬するよ」
💬「なんてこった…!子どもの命を救うなんて!もっとこの動画が多くの人に広まるといいな!!」
💬「状況を認識し、すぐに行動したのはすばらしい。最近、スマホに夢中な人が増えているので、危険に気づかないことも多い。よくやった!」
女の子を助けた理容師、サンタナさんも動画にこうコメントを残しています。
「あの子を救わなければと思った。もし彼女が走り去るのに気づかなかったら、悲劇になっていただろう😭」
女の子を救ったもう1人の理容師、ルーゴさんは、複数メディアの取材に応じ、当時の心境を明かしました。
写真左がルーゴさん。世界最大のバーバーの祭典で、 理容業のグラミー賞と呼ばれる“BARBER GRAMMY”に参加した様子。
「私は、カットの最中でした。第一印象は、『ヤバい!何が起きているんだ』と思いました」
「子どもの姿を見た瞬間、彼女を追いかけることしか考えられなかった」
New Haven Register によれば、女の子は母親からはぐれてしまったそう。
ルーゴさんは女の子を保護したものの、見慣れない顔だったため困惑した、と振り返ります。
しかし、交差点を曲がってすぐのところで、女の子の母親と再会。無事、女の子を母親の元に届けることができました…✨
「母親との再会は、とても意味深いものでした。母親は恥ずかしそうにしていましたが、感謝されました」
ルーゴさんは人助けをする理由を、PEOPLE誌に話しました。
ARBER GRAMMY”で受賞したルーゴさん。
「私が、"ヒーロー"と呼ばれるとは思っても見なかったです。誰も見ていなくても、目を逸らさず、正しいことをするのがいいと思っています」
「私たちはときに、物事を成し遂げるときに他人に頼ることがありますよね。だから私も、何かを目撃したら、口先だけでなく、行動に起こしたいと思っているんです」