「骨格神秘的、かわいい」 金沢21美で透明標本展

鳥やハリセンボンなどの透明標本に見入る、ほくりくアイドル部のメンバー=金沢21世紀美術館

  ●3連休最終日にぎわう

 金沢21世紀美術館で開催中の「冨田伊織 新世界『透明標本』展」(北國新聞社主催)は3連休最終日の29日、観光客や地元客ら大勢の来場者が訪れ、色鮮やかに浮かび上がった生き物の骨格など「命の造形美」に見入った。

 この日は、ほくりくアイドル部の羽場朱里さん、有松来未さん、島﨑琳音さん、南葵さん、西村萌花さんが来場し、「すごくきれい」「こんな骨の形やったんや」と驚きの声を上げながら作品を鑑賞。スマートフォンで写真を撮影しながら会場を回った。

 爬虫(はちゅう)類好きという羽場さんは、小さなカメやカメレオンの標本に大興奮し、「骨格が浮かび上がってとっても神秘的。カラフルでかわいい」と話した。

 会期は5月26日までで、入場料は一般1000円、中高生800円、小学生600円。

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