ペイトリオッツとDTバーモアが4年最大144億円の契約延長に合意

ニューイングランド・ペイトリオッツのクリスチャン・バーモア【NFL】

ニューイングランド・ペイトリオッツがドラフト後に大きな動きを見せた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが契約内容を知る人物の話を元に報じたところによると、ペイトリオッツがディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・バーモアと4年最大9,200万ドル(約143億7,196万円)の延長契約に合意したという。

最初にこの契約延長のニュースを報じたのは、『Boston Herald(ボストン・ヘラルド)』だ。

アラバマ大学出身で、2021年ドラフト2巡で指名されたバーモアは、新人契約の最終年を迎える予定だった。しかし、この延長契約により、バーモアは2028年シーズンの終わりまでペイトリオッツにとどまることが確定している。

ここ数シーズン、バーモアはペイトリオッツで急成長を遂げている。3シーズンで先発出場はわずか11試合にとどまったバーモアだったが、先発選手と同様の大きな影響をペイトリオッツ守備陣に与えてきた。突破力があるバーモアは、2023年にキャリア最高のサック8.5回をマーク。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、バーモアはクオーターバック(QB)プレッシャー53回を記録しており、これは全インテリアディフェンダーの中で11番目に多い数字だという。

ペイトリオッツは、支援が切実に必要な攻撃陣の強化にドラフト資金の大部分を投じた。ドラフトの指名プロセスが終了した後、ペイトリオッツの新しい幹部は、インテリアディフェンシブラインマン(DL)の将来を巨額の契約で確保している。

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