いなげや（東京都）は6月27日、神奈川県愛川町で移動スーパー「とくし丸いなげや26号車」の運行を開始する。これにより、神奈川県内での移動スーパーは8台目となる。
同社は、この移動スーパーの開業に先立ち、4月17日に愛川町と「愛川町地域見守り活動に関する協定」を締結した。これは、店舗に出向くことが困難な高齢者の家へ移動スーパーによる買い物支援を行うとともに、異変に気づいた際には行政の適切な支援につなげることを目的としている。
「とくし丸いなげや26号車」は『いなげや 厚木三田店』（神奈川県厚木市）を拠点としており、販売委託契約を結んだ個人事業主（今回は同社社員による直営）が、冷蔵設備のある小型の特装車両で店舗の商品400品目1200点程を積み込み、地域のお客を巡回し商品を販売する。
≪移動スーパーとくし丸 いなげや26号車概要≫
【目的】
●買物弱者対策･･･店舗へ出向くことが困難な方のライフライン・インフラ機能
●安心安全な食の提供･･･スーパーマーケットとして、地域の『食』を守る
●食の楽しさを提供･･･食と人を通して楽しさ、豊かさを創出
●就労機会の創出･･･社会参画の拡大といった社会貢献型の仕事を創出
●見守り支援･･･定期的な巡回による地域の防災防犯機能
【主な営業エリア】愛川町全域、厚木市鳶尾地区
【事業開始予定日】2024年6月27日（木）
【販売担当】中野良（なかのまさる）
