オリオールズがヤンキース4連戦の初戦を制す 勝率差で首位浮上

【ヤンキース0-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

日本時間4月30日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでヤンキースとの同地区対決4連戦がスタート。その初戦は2対0で接戦を制し、勝率差でヤンキースをかわして地区首位に浮上した。オリオールズ先発のグレイソン・ロドリゲスは6回途中5安打無失点で4勝目(1敗)を挙げ、4番手のダニー・クーロムが今季初セーブを記録。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは6回途中3安打1失点と好投したが、打線の援護がなく、今季初黒星(2勝)を喫した。

首位ヤンキースを1ゲーム差で追う2位オリオールズは、初回にガナー・ヘンダーソンの10号ソロで先制。ヘンダーソンは4月末までに10本塁打以上を放った史上最年少の選手となった。先発のロドリゲスは2試合連続15得点と好調のヤンキース打線を相手に5安打3四球で毎回のように走者を出したものの、得点を与えない粘りのピッチング。6回表二死1塁からグレイバー・トーレスにヒットを許して降板したが、このピンチは2番手のシオネル・ペレスが無失点に抑えた。

試合はオリオールズが1点をリードしたまま終盤を迎え、8回裏に二死1・3塁のチャンスが到来。ここでアンソニー・サンタンデールの打球が遊撃アンソニー・ボルピーのタイムリーエラーを誘い、貴重な追加点を手に入れた。最後は9回表無死1塁の場面で登板した4番手のクーロムが打者3人を打ち取り、2対0で試合終了。この結果、オリオールズとヤンキースのゲーム差がなくなり、勝率差でオリオールズが地区首位に返り咲いた。

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