アドルフ・ヒトラーはコロンビアで生きていた? 「お隣さんはヒトラー?」公開決定

アドルフ・ヒトラーの「南米逃亡説」をモチーフとした映画「お隣さんはヒトラー?」が、2024年7月26日より劇場公開されることが決まった。

「お隣さんはヒトラー?」は、ヒトラーの遺体を西側諸国が確認していないこと、ナチス高官のアドルフ・アイヒマンらが中南米に逃亡した事実、2015年にコロンビアのジャーナリストによって、ヒトラーに関するCIAの極秘資料がSNSで公開されたことなどから、まことしやかにささやかれる「ヒトラー生存説」「南米逃亡説」をモチーフに、「もし、アドルフ・ヒトラーが生存していてホロコーストを生き延びた男の家の隣に引っ越して来たらどうなる?」という大胆なアプローチで描いた作品。

1960年の南米・コロンビア。ホロコーストで家族を失い、ただ1人だけ生き延びたポルスキーは、町外れで穏やかに過ごしていた。そんな老人の隣家に越してきたのは、ドイツ人のヘルツォーク。その隣人の青い目は、死んだはずのアドルフ・ヒトラーに酷似していた。「隣人はヒトラーだ」と訴えるポルスキーだが、信じてもらえない。自らの手で正体を暴こうと意気込むポルスキーだったが、やがて、互いの家を行き来するようになり、チェスを指したり、肖像画を描いてもらうまでの関係となる。2人の距離が少し縮まった時、ヘルツォークは隣人をヒトラーと確信する場面を目撃してしまう。

監督は、本作が長編2作目となるレオン・プルドフスキー。ポルスキーを、テレビドラマ「ロンドン警視庁犯罪ファイル」のマイク・ウォーカー警視役で知られるデヴィッド・ヘイマンが演じる。ヘルツォーク役を務めるのは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」をはじめ、ラース・フォン・トリアー監督のほぼ全作に出演しているウド・キア。

【作品情報】
お隣さんはヒトラー?
2024年7月26日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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