内モンゴル自治区ウランチャブ市にある七蘇木（チスム）鉄道国際物流パークのわきを走り抜ける「中欧班列」。（3月25日、小型無人機から、フフホト＝新華社記者/連振）
【新華社フフホト4月30日】中国内モンゴル自治区フフホト税関はこのほど、同自治区の1～3月の貿易額が前年同期比3.7％増の474億2千万元（1元＝約22円）だったと発表した。輸出は3.2％増の177億元、輸入は4.0％増の297億2千万元だった。
貿易実績のある貿易企業数は216社増の2099社となり、ミクロ主体の活力が持続的に高まった。
企業形態別では、民間企業の貿易額が354億2千万元で、貿易総額の74.7％を占めた。国有企業は21.1％増の90億3千万元で19.0％、外商投資企業（外資系企業）は17.9％増の29億1千万元で6.1％を占めた。
貿易方式別では、一般貿易額が9.3％増の310億9千万元で65.6％を占めた。辺境小額貿易は15.8％減の78億2千万元で16.5％、保税物流方式は7.8％増の63億2千万元で13.3％、加工貿易は25.5％増の21億1千万元で4.4％を占めた。
貿易相手別では、「一帯一路」共同建設国との貿易額が3.0％増の371億7千万で78.4％を占め、うちモンゴルは3.0％増の167億9千万元だった。地域的な包括的経済連携（RCEP）協定加盟国は8.8％増の87億9千万元、欧州連合（EU）は5.9％増の22億1千万元、オーストラリアは81.6％増の28億1千万元となった。
輸出品目別では、農産物の輸出額が28.3％増の30億1千万元、鋼材が12.9％増の20億7千万元だった。
輸入品目別では、商品（コモディティー）の輸入額が11.2％増の240億7千万元で輸入全体の81.0％を占めた。うち石炭は0.5％減の114億元、銅鉱石は49.4％増の86億3千万元、鉄鉱石は87.9％増の28億6千万元、石油製品は6.5倍の8億1千万元だった。
