東北~九州に「高温に関する早期天候情報」 来週後半も季節先取りの暑さ

 

5月10日(金)にかけての天気と最高気温(ウェザーマップ)

 東北と九州南部は向こう2週間、気温が平年並みか高くなりそうだ。東日本から九州北部(山口県を含む)にかけては、5月2日(木)ごろは気温が平年より低いが、その後は平年並みか高くなる見込み。

早期天候情報(平均気温)(ウェザーマップ)

 なお、来週の後半は広い範囲に暖気が流れ込みやすくなる見通し。特に、9日(木)ごろからの5日間ほどは、関東甲信や東海、中国、四国、九州北部(山口県を含む)や九州南部で、10日(金)ごろからの5日間ほどは、東北や北陸、近畿でも気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。

熱中症予防のポイント(ウェザーマップ)

 このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。南の地方ほど蒸し暑い日が現れる頻度が高いと予想されるため、屋外での作業や運動は、熱中症など健康管理にも注意が必要となる。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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