千葉県内の有効求人倍率 3月も0.95倍

千葉県内の有効求人倍率 3月も0.95倍

 仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す、3月の県内の有効求人倍率は0.95倍で、6か月連続で1倍を下回りました。

 千葉労働局が4月30日、発表した3月の県内の有効求人倍率は前の月と同じ0.95倍で、6か月連続で1倍を下回りました。

 この背景について、千葉労働局は「人手不足感はあるが、物価高、原材料費の高騰などの影響で求人の動きに鈍さが見られる」と分析しています。

 県内の雇用情勢については「持ち直しの動きに弱さが見られる」とし、5か月連続で据え置きました。

 また、合わせて発表された県内の2023年度の平均の有効求人倍率は0.99倍で、前の年度より0.01ポイント低下して1倍を下回りました。

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