県産米の販促へ「いわて純情米消費拡大月間」 県内外でイベント

セレモニーで「銀河のしずく」を宣伝する伊藤清孝会長(中央)。スクリーンには佐々木朗希投手の映像が流れた

 【東京支社】岩手県産ブランド米の知名度向上や販売促進を図る「いわて純情米消費拡大月間」が29日、始まった。キックオフイベントを県内外で繰り広げ、関係者が岩手のコメの魅力を売り込んだ。 

 初日はプロ野球ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で「銀河のしずく・岩手のひとめぼれデー」を展開。いわて純情米アンバサダーの佐々木朗希投手(大船渡高)が所属するつながりを生かし、来場者2万人にパックご飯を配ったほか、農産品の関連ブースも設けた。球団にはコメ429キロを贈った。

 試合直前に球場でセレモニーを行い、全農県本部の伊藤清孝・運営委員会長が吉井理人監督に銀河のしずくのパネルを手渡した。

 県や全農県本部などでつくる「いわてのお米ブランド化生産販売戦略推進協議会」は、語呂合わせで4月29日を「銀河のしずくの日」、5月29日を「金色の風の日」と位置付け、この間を強化月間とした。

 期間中は特設サイトを設けて、クイズに答えて抽選で計千人にプレゼントが当たるキャンペーンも行う。

© 株式会社岩手日報社