「輝かしいパフォーマンス!」LA紙も思わず喝采の快挙! 44打席で“三振ゼロ”にドジャース指揮官も感服「選手たちを称えなければ」

メジャー屈指のスター軍団が18年ぶりの快挙だ。

現地4月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」として先発出場し、4打数2安打1打点、1四球だった。同24日のワシントン・ナショナルズ戦以来、5試合ぶりのマルチ安打をマークし、チームも8対4と快勝を収めている。

直近8試合で7勝1敗と絶好調なドジャース。この試合も、その勢いは止まらなかった。

先制を許したチームは2回に2点を加点して勝ち越すと、5回には打者一巡の猛攻で4点を追加し、以降も6回にウィル・スミスの今季3号ソロ、8回に大谷のレフト前タイムリーが飛び出すなど、10安打8得点と打線が爆発。8四球を選んだ一方、計44打席で一度も三振を喫することなく、3連戦のカード初戦をものにした。

試合後、地元紙『Los Angeles Times』は、「ドジャースが無三振の輝かしいパフォーマンスを披露し、アリゾナに勝利」と題した速報を配信。「同球団の無三振試合は、2006年以来初めて」と18年ぶりの快挙を伝え、「カウントが劣勢であっても、ダイヤモンドバックスの投球に一度も屈しなかった」と報じ、好調な打線を称えている。
強力打線の活躍ぶりには、指揮官も賛辞を惜しまない。同メディアの記事によれば、チームを率いるデーブ・ロバーツ監督は勝利後、報道陣の取材に応じ、「私は選手たちを称えなければならないだろう」とコメント。「全体的に(今日の)オフェンスのパフォーマンスは素晴らしかった」と試合内容を振り返り、打撃陣の好調さにほくそ笑んだ。

現在ナ・リーグ西地区首位をキープしているドジャースは、これで2位のサンフランシスコ・ジャイアンツに4ゲーム差。貯金は今季最多の「7」だ。

構成●THE DIGEST編集部

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