高齢者の目線で不自由さを体感 サービスの向上へホテルのスタッフが「疑似体験」 秋田

秋田朝日放送

秋田県では高齢化が進むなか様々な人が利用するホテルではどのようなサービスが求められているのか考えました。日常生活で高齢者が直面している問題を実際にホテルのスタッフが体験しました。

体験会に参加したのは秋田市の秋田キャッスルホテルの従業員18人です。社会福祉法人松寿会で働く介護福祉士5人が講師を務めました。高齢者の体勢を再現するチョッキや白内障の人のものの見え方を体験できる眼鏡などを使い、高齢者が普段の生活の中で感じている不自由さを体験します。体験会にはこの春入社した新入社員も。

普段の接客中にもチェックインで使う用紙に認識しにくい箇所があったり、支払い時にお金の識別に時間がかかったりと高齢のお客さんが難しさを感じている場面があるといい今回身をもって体感したこと、感じたことを今後の接客に役立ていきます。

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