ベビーラッシュの男鹿水族館GAO ホッキョクグマ「モモ」と「豪太」に変化も? 秋田

秋田朝日放送

アザラシやペンギンの赤ちゃんが続々生まれている秋田県男鹿市の男鹿水族館GAO。3月にやってきたホッキョクグマのモモと豪太の仲も変化が出てきているようです。

ゴマフアザラシの展示に多くの人が集まった男鹿水族館GAOです。「こまち」を母にもつオスの赤ちゃんはのんびりした性格。すでにゴマ模様が現れていますが、よく見るとまだ首のまわりなどに白い毛が残っています。

一方、3月生まれたオスの赤ちゃんはもぐったり泳いだりするのが得意。GAOでは現在2頭の赤ちゃんの名前を募集していて5月11日に決まった名前を発表する予定です。

キタイワトビペンギンの赤ちゃんもいました。GAOでは4月、3羽のヒナがふ化しました。頭の黄色い飾り羽が特徴のペンギンですが、生まれたばかりのヒナは頭がまだツルツルしています。普段は巣箱の中に隠れていますが水族館によると午前10時半すぎ、餌やりのあとの体重測定の時間に見やすいチャンスがやってくるということです。

そして、3月に静岡からやってきたホッキョクグマのメス「モモ」はボール遊びをする姿もみられました。オスの豪太とのペアリングは11日から始まっています。ただ、これまでは初めてオスを見ることになるモモが警戒して、「豪太が追いかけモモが逃げる」という展開が続いているということです。それでも豪太のことが気になるようで、豪太がいる部屋をオリ越しで覗きに行くモモの姿が。30日午後、2頭は1時間弱同居。これまでより距離が縮まっているように見える姿も確認できました。明るい話題が続く男鹿水族館GAO。大型連休後半も多くの人でにぎわいそうです。

© 秋田朝日放送㈱