大谷翔平 満塁のチャンスも併殺打 ロバーツ監督 ランナーが出てからの得点力不足に「数字が均衡することを期待している」

大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2024年4月29日(月)(日本時間30日)MLB アリゾナ・ダイヤモンドバックス 対 ロサンゼルス・ドジャース @チェイス・フィールド>

ロバーツ監督 大谷翔平へのブーイングに「選手たちもブーイングを浴びせたんだ。彼はそれで大喜びしてた」

大谷翔平(29)が29日、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に2番DHで先発出場を果たし、4打数2安打1打点と5試合ぶりにマルチ安打を記録。打率.341、OPS1.041とした。

チームは10安打8得点と打線が爆発して快勝。ドジャースは19勝12敗でナ・リーグ西地区首位をキープしている。

また、複数安打を放った大谷だが今季注目を浴びている部分が"得点圏打率の低さ"。

ここまで.194(36打数7安打)、0本塁打と低迷しており、この日も2回裏、一死満塁という好機で迎えた第2打席は初球から積極的に振っていくも打球は二塁手の正面を捉え、二ゴロ併殺打に終わっている。

■ロバーツ監督 試合後コメント

ーー今日は18年ぶりに三振のない試合となりましたが打線の感想は?

数々の競争力のある打席だった。18年間、たくさんの野球の試合を見てきたが、投球を制し、ボールを前に打つために戦ったことに関して選手たちに称賛を与えなければならないと思う。

パヘスの打席での犠牲フライは2ストライクからだったと思うし、テオの打席での右中間への二塁打は大きかった。ショウヘイも初回に打ったし、キケやロハスもそうだ。ラインナップの上から下まで、すべての選手がよい打席だった。本当によくやったと思う。

ーー以前から問題となっているランナーが出てからの得点力不足というチームの現状は?

ランナーが出ていることと得点力不足は別の問題だが、多くの試合をしていくことで数字が均衡することを期待している。我々は下位打線から生産的な打撃が多く見られ、それが我々が思い描く長打を生み出している。選手たちはみんな素晴らしい。

必要なときに四球を取れるし本当にいい打撃をしている状況だ。3連戦のシリーズでも、相手のブルペンを攻略しているし。全体的にオフェンスのパフォーマンスは素晴らしい。

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