男性記者が、女子バスケ選手に過剰な要求。ネットでは「セクハラ」と指摘→後日、謝罪

アメリカの女子バスケットボール界で注目を集めている、ケイトリン・クラーク選手(22)。

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彼女は4月15日、2024年のWNBA(アメリカの女子バスケのプロリーグ)ドラフトにて、全体1位 でインディアナ・フィーバーから指名され、入団しました。

その後に行われた入団会見で、クラーク選手と男性記者のやりとりが話題を呼んでいます。

地元紙の男性スポーツ記者が、会見の場で質問をした際、クラーク選手に向けて、手で「ハートの形」をつくりました。

Indiana Fever YT / Via youtube.com
David K Purdy / Getty Images

ハートの形は、クラーク選手が試合後によく見せる、定番のポーズです。

クラーク選手が「そのポーズ好きなの?」と尋ねると、記者は「今、君がここにいることが好き」と返しました。

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クラーク選手は、「試合後、いつも家族に向けてそのポーズをします。感謝しているから」と説明します。

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それに対し、男性記者は「そうなんだ。じゃあ、これからそのポーズを私にもして。そしたら、仲良くやっていけると思うから」と発言。

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会場に笑いが起きたものの、クラーク選手は笑顔のまま、返答をしませんでした。

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Xに投稿された動画は、4000万回以上再生されており、男性記者の言動について、批判的なコメントが寄せられました。

💬「これって、セクハラじゃないの?」

💬「男性が女性をモノではなく、人として会話ができるかチャレンジ(不可能)」

💬「プロらしくないし、気持ち悪い」

男性記者は4月18日、Xに謝罪文を投稿しました。

「本日、クラーク選手をインディアナ・フィーバーに迎え入れた際、手でハートの形をつくりました。当時はおもしろいと思ったものの、軽率な行動でした」

「その後のコメントも不器用で、ぎこちないものでした。心よりお詫び申し上げます。悪気はありませんでした。以後、気をつけます」

この記事は英語 から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈

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