【能登半島地震】復興支援の募金 寄付者に能登の思いを紹介する冊子寄贈 横浜の団体、現地の声を再編集

奥能登の民俗行事「あえのこと」と継承者を紹介するページ

 能登半島地震の被災地の復興を支援するため、NPO法人「共存の森ネットワーク」(東京都世田谷区)と一般社団法人「くくむ」(横浜市保土ケ谷区)が募金活動を始めた。共存の森ネットワークを通じて石川県に500円以上寄付すると、能登の文化を伝承する住民の思いを紹介する冊子「ノトアリテ」を寄贈する。くくむ代表理事の本多美優さん(29)は「一人でも多くの人に、能登に思いを寄せてもらいたい」と願う。

 本多さんは「義援金や物資を送るだけでなく、冊子を通して、能登で育まれた人や文化、思いとつながり続けたい」と話している。

 冊子はA5判で全80ページ。募金受付窓口のメールはinfo.notoarite@gmail.comへ。募金に協力する企業や店舗も募っている。

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