ペンテスト基礎ほか「CODE BLUE 2024」トレーニング 6 年ぶり復活

CODE BLUE実行委員会は4月25日、11月9日から15日に開催するサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2024」の概要を発表した。

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CODE BLUEは、今年で開催12回目となる国内外の専門家が集うサイバーセキュリティ国際会議で、サイバーセキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を越えた情報交換・交流の機会を提供している。

「CODE BLUE 2024」では6年ぶりとなるトレーニングを11月9日から13日に実施する。今回発表のあった第1弾では、米国 Offensive Security 社の認定資格の取得を目的とした下記4つのトレーニングコースの参加登録を開始しており、公式サイト Training から申し込みできる。

1. [PEN-200] Offensive Security Certified Professional(OSCP)認定コース

Kali Linuxを使用したペネトレーションテストの基礎(ペネトレーションテスターに必要なスキルと思考力)を学習

2. [PEN-300] Offensive Security Experienced Penetration Tester(OSEP)認定コース

Kali Linuxを使用した高度なペネトレーションテストを実行する方法(セキュリティ対策の回避技術など)を学習

3. [WEB-300] Offensive Security Web Expert(OSWE)認定コース

ホワイトボックスWebアプリケーションペネトレーションテストに必要なスキルを学習

4. [EXP-401] Offensive Security Exploitation Expert(OSEE)認定コース

高度なWindows Exploitationを学習

CODE BLUE ではこれまで、講演者募集(CFP)を通じて、セキュリティ業界をリードするエンジニア、サイバー空間の問題を専門とする法学・政治学研究者、組織化するサイバー犯罪者集団に対抗する法執行機関の関係者、国家の外交政策に携わるキーパーソンなど多岐にわたる専門家の最先端の研究成果を提供しており、CODE BLUE 2024 でも講演者を8月15日まで募集している。

講演が採択された申込者には、謝礼金や日本への渡航費を用意している。若年層の研究開発を促進するためにユーストラック(U25)枠を設定し、優秀な発表者に研究開発奨励金を授与する。

■「CODE BLUE 2024」トレーニング開催概要

日時:11月9日~13日の5日間

受付人数:各コース40名(最少催行人数は20名)

会場:ワイム貸会議室 高田馬場(TDビル3F)

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