エンゼルスのマイク・トラウト外野手（３２）が左ヒザの半月板損傷のため手術を受ける予定だと、３０日（日本時間５月１日）に米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（電子版）など複数の米メディアが報じた。同日のフィリーズ戦前に取材に応じたトラウトは、涙をこらえながら「悔しいが乗り越えて行こうと」と話したという。
連敗を４で止めた２９日（同３０日）のフィリーズ戦では、同点の７回に投手の暴投で二塁から本塁に生還する激走を見せたが、３回に痛みを感じたという。一晩中痛かったため、３０日にＭＲＩ検査を受けて負傷が判明した。
今季はここまでリーグトップタイとなる１０本塁打をマークしていた。これまでに３度ＭＶＰを受賞するなどメジャーを代表するスーパースターだが、近年は毎年のように故障に悩まされている。昨年は左手首の骨折のため８２試合の出場にとどまり、２１年は右ふくらはぎの肉離れで出場はわずか３６試合。１９年を最後（１３４試合）に１３０試合以上出場していない。
ＥＳＰＮ（電子版）によると３日（同４日）に手術を受けるとされ、具体的な復帰時期は未定とされるもシーズン中には復帰できる見込みだという。
