十八親和 長崎県内シェア84.8% メインバンク調査、全国唯一の8割台 帝国データ

 帝国データバンク福岡支店は25日、九州・沖縄地区のメインバンク調査結果を発表。長崎県は、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下の十八親和銀行(長崎市)をメインバンクと認識している企業が約1万3千社あり、シェアは昨年と同じ84.8%だった。8割台は全国で唯一という。
 県内2位は、たちばな信用金庫(諫早市)3.3%、3位は西日本フィナンシャルホールディングス(FH)傘下の長崎銀行(長崎市)2.9%、4位は九州ひぜん信用金庫(佐賀県武雄市)1.7%、5位は西日本FH傘下の西日本シティ銀行(福岡市)1.4%の順だった。1~5位の順位は前年調査と同じ。シェアは西シ銀が0.1ポイント下がった。
 九州・沖縄企業では、FFG傘下の福岡銀行(福岡市)が13%でトップ。2位は西シ銀12.1%、3位は十八親和銀8.2%。
 調査は帝国データバンクの4月時点の企業概要データベース(約147万社収録)を基に、九州・沖縄に本店を置き、取引金融機関が判明した約17万社(うち本県約1万5千社)がメインバンクと認識している金融機関を集計・分析した。

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