錦木は東前頭7枚目 大相撲夏場所新番付

錦木

 【東京支社】日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)の番付を発表し、岩手県出身力士は幕内の錦木(伊勢ノ海部屋)が東前頭7枚目に降下した。西小結だった先場所は初日に横綱照ノ富士を撃破したが、2日目からの11連敗が響いて大きく負け越した。仕切り直しの場所で本来の押し相撲を取り戻したい。

 幕下は3人。3場所連続勝ち越しと好調の漣(伊勢ノ海部屋)は西38枚目に浮上し、自己最高位(幕下27枚目)の更新が視野に入った。三段目で5勝2敗と勝ち越した2力士が幕下に復帰。秋良(阿武松部屋)は自己最高位の西46枚目につけた。時乃平(時津風部屋)は西57枚目で8場所ぶりの幕下返り咲きを果たした。

 三段目は2人。ともに先場所負け越した早南嶺(武蔵川部屋)は東38枚目、鬨王(伊勢ノ海部屋)は東85枚目から巻き返しを期す。序二段も2人。禎ノ花(阿武松部屋)は西70枚目、曽我(伊勢ノ海部屋)は西86枚目につけた。

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