メール、メモ、写真、地図…。「iOS 18」で内蔵アプリも超アプデ!?

By 多根清史

iPhone向けの次期システムソフトウェア「iOS 18」は、生成AI機能に重きを置くと噂されてきました。しかし、それ以外にも人気のあるアップル純正アプリのほとんどが全面的に作り直されると報じられています。

↑iPhone史上最大級のアップデートにワクワク

アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、有料購読者向けQ&Aにおいて「iOS 18ではAI機能以外に何が追加されますか?」という質問に回答。全面的に改良される純正アプリにはメールやメモ、写真やフィットネスが含まれているそうです。

また、ついにiPadにアップル純正の電卓アプリがやって来るとの噂も肯定しています。

iOS 18は、iPhone史上最大級のソフトウェア・アップデートだといわれています。例えば、Apple Maps(地図アプリ)にも新機能が追加されるとの予想もありました。

今回、ガーマン氏はiPhoneのホーム画面も少し変わると述べています。「通常のグリッドの外側であっても、好きな場所にアプリのアイコンをピン留めできる」と言いますが、同氏は以前にも同じ趣旨を語っていたことがあります。

ほかにも新情報としては、iOS 18は「よりモジュール化」されるとのこと。これにより「アップデートやカスタマイズがラクになる」と述べています。もしかすると、全てのアプリで使うUI(ユーザーインターフェース)コンポーネントのライブラリを標準化し、見た目や使いやすさを揃えるのかもしれません。

これらは、アップルが6月に開催する世界開発者会議WWDCにて正式発表される見通しです。それ以前に行われる5月7日の「Let loose」イベントでも、iOS/iPadOS 18について何らかの発表があるのかもしれません。

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac

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